▲諭鶴羽山(ゆずるはさん)608m
〜 紺碧の海と淡い水仙の色がよく似合う淡路島最高峰へ 〜
2004年2月4日(水) 登頂回数1
晴れ 
GPS記録

淡路島東南部に位置する諭鶴羽山は、同島の最高峰である。山頂直下には諭鶴羽神社が鎮座し、登山道は、黒岩へ通じる表参道、諭鶴羽ダムへの裏参道が主である。温暖な地域である為か、ほぼ全山、常緑樹で覆われている。

3日の夜、泉佐野港からフェリー(南海・淡路ライン)で、淡路島、津名へ向かった。今回は、下山後に黒岩の水仙郷にも寄りたかったので、諭鶴羽山へは、黒岩からの表参道を歩く事にした。表参道入り口にあたる黒岩バス停裏に、水仙郷臨時駐車場があったので、そこへ駐車した。この日は、ここで仮眠を取った。

4日の起床は、午前5時30分。軽く朝食を取り、登山の準備を進めた。上空は、この日の好天を約束するかのように、満天の星空であった。

駐車場出発は、午前6時20分。薄暗い中、車道を山側へ向かって歩き始めた。細い車道を500m程登ると、左側に「論鶴羽古道入口」の看板があり、ここが登山口となる。コンクリートで舗装された登山道脇には、所々に水仙が自生していたり、水仙畑・ミカン畑もある。舗装が切れる辺りに、鹿・イノシシよけのゲートがあり、これを開けて登っていく。山椿の木の中を歩く登山道は、頂上まで眺望はない。1時間程で、舗装された車道に出くわす。そこが論鶴羽神社である。「なんだい!車で来れるんかよ!!」一生懸命(然程、疲れなかったが・・)登って来たのに、これを見るとガックリするものだ。境内にはアカガシの群落があり、ここには、論鶴羽山の山名の由来である「ゆずりはの木」が、神樹として植えてある。

神社の左手を、道標に従い頂上に向けて登る。途中、無線中継所があり、そこからしばらく歩くと、展望所のある頂上に出る。山頂到着は、午前7時50分。頂上には一等三角点があり、その後ろに御神輿をのせる御旅所がある。そこの展望台に登ると、360度のパノラマが待っていた。紀伊半島、大鳴門橋の眺望が良かった。もっと視界が良ければ、太平洋・瀬戸内海・姫路方面も見渡せると聞く。残念ながら、この日は霞んでいて、それを望むことはできなかった。山頂でしばらく休憩を取り、下山する事にした。

下山は、往路を黒岩まで下った。この日の第一目標である諭鶴羽山の山頂に立ってしまえば、僕の頭の中は、「黒岩水仙郷へ行きたい!」という気持ちでいっぱいだった。辺り一帯、常緑樹で覆われた参道を、小走り気味に駆け下りた。

黒岩の駐車場到着は、午前8時57分。水仙郷へ向かう準備を軽く済ませ、車に乗り込んだ。

平日の午前中の為か、黒岩水仙郷の駐車場はガラガラ。入口で入園料(一人500円)を支払い、駐車場へ。そこから目上を見ると、斜面一帯に咲き乱れる水仙があった。三大水仙郷とは、ここ黒岩水仙郷、福井の越前岬・伊豆下田の爪木崎のことをいう。群落としては、淡路の黒岩が最大規模と言われている。45度の急斜面に、7ha・500万本の水仙が咲き誇っている。水仙の香りが充満する中を、写真撮影を楽しみながら、順路を進んだ。残念ながら、僕が訪れた時期は、ピークが過ぎていたようで、水仙の咲き具合は、大迫力とまではいかなかった。しかし、海をバックに従えたこの水仙郷は、なかなか良い。海へなだれ落ちるように咲き乱れる水仙畑は、他にはそうないだろう。

帰路は、明石海峡大橋経由で帰阪した。途中、淡路町にある温泉施設、「松帆の郷」で入浴した。ここの温泉施設は、明石大橋を眺めながら入浴ができる、気持ちの良い施設だった。特に、夜はお勧めだろう。ライトアップされた明石大橋を眺めながらのロマンチックな(?)入浴なんて、そうできない。ここの泉質は、単純弱ラドン泉。浸かった感じはさらっとした肌触りで、身体に良い。ここに行きたいが為だけに、高速船に乗り、入浴しに来る程の根強いファンがいる温泉だ。

今回は、登山、水仙、温泉と3拍子揃った大満足の山旅となった。

たまには、こうした山旅も良いもんだ・・・。


【諭鶴羽山頂にて】


【ゆずりはの木】


【黒岩水仙郷】


【水仙】

★山行記録★


山行時間:2時間37分
6:20 黒岩
7:50 諭鶴羽山
15分 休憩
8:57 黒岩



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