| ▲由良ヶ岳(ゆらがたけ)640m |
| 2004年5月12日(水) 登頂回数1回 晴れ 山名の元になった由良は、波の静かな砂浜の海岸という意味を持った、自然地名である。また、由良は「安寿と厨子」伝説でも有名である。由良ヶ岳山頂は、三角点のある西峰と、虚空蔵菩薩が祭られている東峰とに分かれる。三角点のある西峰からは、天橋立を望むことができるが、眺望は、西峰よりも東峰からの方が良い。 青葉山から下山後、由良ヶ岳登山口のある、丹後由良国民宿舎へ向かった。登山口は、その国民宿舎の少し上にあり、広い駐車場もある。国民宿舎を目指せば、迷うことはない。駐車場には、大阪ナンバーの車が一台停まっていた。 この日、3座目の山だ。素早く準備をし、午前11時53分出発である。由良ヶ岳の標高は、640mと高くない。しかし、標高50mに登山口を持つ由良ヶ岳を、あなどってはいけない。意外と標高差があるのだ。登山口からしばらくは、広葉樹に囲まれてよく整備された、歩きやすい登山道が続く。さらに登ると、スギに覆われた薄暗い登山道となる。ここからは傾斜がきつくなり、多少こたえた。標高100mごとに「○合目」という看板があったので、それを目標に登ることで、気分的に楽だった。この日の天候は、すこぶる良く、気温が高かった。登山中、汗が出るわ出るわで、Tシャツは、ビショビショ・・。結構、登り甲斐のある由良ヶ岳だった。 杉の中の急登をクリアすると、鞍部の分岐にでる。ここは、東峰と西峰との分岐である。由良ヶ岳は、この両ピークの総称だから、両方登らないと勿体ない。まず、最高峰の西峰へと向かった。西峰への緩やかな稜線歩きは、気持ちが良い。アップダウンを繰り返しながら登りつめると、西峰(640m)山頂である。山頂からの眺望は、如何ほどか!期待していたが、あまりパッとしない。遠くに、天橋立が見える程度である。木々が多く、それ程、眺望には恵まれない山頂であった。西峰手前の岩場からの方が、幾分、眺望が良かった気がする。 西峰では、記念撮影だけして、山頂を後にした。一度、先程の分岐まで戻り、今度は、東峰(585m)を目指すことにした。分岐からは、5分程の軽い登りで、東峰に立つことができた。山頂には、虚空蔵菩薩が祀られた祠がある。驚いたのは、東峰からの眺望である。そこには、由良川から舞鶴湾が一望できる、360度の大パノラマが待っていた。「何時間居ても飽きないな〜。この眺望は・・・」気持ちよい風が吹き流れ、その風に吹かれていると、体の疲れがゆっくりと癒されていくのを感じた。 山頂で、至福の時を過ごした後、往路を登山口目指して駆け下りた。登山口到着は、午後2時31分。山頂で乾いた汗も復活し、汗でビショビショの下山となってしまった。 下山後、登山口にある、国民宿舎での温泉を考えていたが、日帰り入浴の設定はなかった。その為、明日の登山口へ向かう途中にあった、天橋立温泉「智恵の湯」で汗を流した。ここの泉質は、ナトリウム・炭酸水素塩泉で、昔風に言うと重曹泉である。重曹泉は、肌のキメをこまかくして、美肌を作る作用がある。ここの入浴料は600円と安いが、駐車場がない為、近隣の有料駐車場を利用しなければならない。天橋立温泉は、湧出当初、旅館やホテルの内湯しか無かったが、区民の力により、外湯建設が行われ、天橋立駅のすぐ横に完成した。それが「智恵の湯」である。綺麗な施設であるが、浴室が狭いのが、マイナス評価である。実は、ここの温泉施設、男湯・女湯は1日おきに変わるらしく、この日の男湯は狭い浴室(「はしだて湯」と「手足湯」)だった訳である。広い浴室は、「ちゑの輪湯」と「露天風呂」があり、露天風呂は、広くて気持ちが良いそうである。ここの湯は、源泉に近い状態で提供されており、入浴すると肌がツルツルになる点は、和歌山の龍神温泉同様、美肌の湯である。 入浴後、明日登山予定の、依遅ヶ尾山登山口へ向け車を走らせた。 |
![]() 【由良ヶ岳西峰にて】 ![]() 【由良ヶ岳東峰にて】 ![]() 【東峰から舞鶴湾と由良川】 ★山行記録★
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