| ▲多良岳(たらだけ)996m |
| 2006年8月14日(月) 登頂回数1回 晴れ 長崎県と佐賀県の県境に位置する多良岳は、標高1000m前後の山が連なる多良山地の中央に位置している。この山は奈良時代から霊場として知られる山で、山頂には太良岳神社があり多くの石仏や梵字が刻まれた岩壁などもある。周辺には渓谷や滝、キャンプ場などがあり、この近辺では登山者に最も親しまれている山となっている。また、多良岳には、オオキツネノカミソリの大群落があることで知られ、全国的にも有名である。登山道は、佐賀県太良町の中山キャンプ場を通るルートと高来町の轟滝を通るルートの2通りが一般的である。また、多良岳は民謡にも歌われ、金泉寺(真言宗)に寺男の「新太郎」という美男の誉れの高い若者がおり、里の乙女達は女人禁制の多良岳を恨みながら、里下りをする新太郎を一目見ようと思い焦がれた歌がある。これが、「岳の新太郎さん」である。 大船山から下山後、長崎へ向け移動する。多良岳の登山口となる中山キャンプ場に到着したのは、夜8時過ぎ。このキャンプ場、お盆休みともあり、かなり混雑しており賑やかだった。この日は、ここの駐車場で車中泊する。車内、クソ暑い(><) 14日の起床は、午前3時30分。素早く朝食を取り、登山の準備にかかる。多良岳へは、ここ中山キャンプ場からのピストンである。簡単に登山の準備を終わらせ、ヘッドランプと巨大懐中電灯で周囲を照らしながら歩き始める。ここは、古くからの霊場の山である。「千鳥坂」「幸坂」「逆坂」「見上坂」と名付けられる石段の急坂を登っていく。朝から蒸し暑く、早朝にもかかわらず、汗だくだった。多良川の水源地との標識がある所を過ぎると、今度は「夫婦坂」が現れ、これを登りきると役ノ行者の像が立つ稜線上にたどり着く。まずは主峰の多良岳に向かう。しばらく急な石段が続くが、やがて岩混じりの急登となり、鎖場も現れる。岩場を登りきると、そこは多良岳と国見岳の鞍部になっており、多良岳は右にルートを取る。多良岳山頂はそこから目と鼻の先の距離であった。山頂は小平地になっており、展望はあまり良くなる。中央にはお堂がある。この山頂より少し先に三角点峰があるので、立ち寄ってみる。多良岳本峰から大きく下り、何度かのアップダウン繰り返すと、三角点峰の前岳である。ここからの眺望は悪い。むしろ少し手前の岩場付近が良かった。目の前に諫早湾、その奥に阿蘇の山が水墨画のごとく浮かぶ様は、なんとも幻想的であった。また、多良山系の最高峰である経ヶ岳の奇怪な山容を一望できたので、良かった。前岳では、簡単に記念撮影だけして多良岳本峰へ戻る。 本峰へ戻り、少し休憩してから往路を中山キャンプ場目指して下った。 中山キャンプ場に戻ると、昨日のやかましい団体は姿を消していた。「はて・・?もう帰ったか?それとも寝たか?」車の台数も一気に減っていたので、帰ったのであろう。 そんなことはどうでも良い。下山後、すぐさま登山道具を片付け、次なる山である雲仙岳を目指す。 |
![]() 【多良岳山頂にて】 ![]() 【前岳】 ![]() 【阿蘇山】 ★山行記録★
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