▲高妻山(たかつまやま)2353m
〜 戸隠山系を従えた円錐の最高峰へ登る 〜
2002年10月1日(火) 登頂回数
曇りのち雨


午前5時00分。起床。昨日、回復傾向にあった天候が急変し、朝から小雨ではあるが、雨が降っていた。周辺の山々も、ガスで覆われている為、視界が利かない。これは嫌な傾向だ。取り合えず朝食を済ませ、テントの撤収に取り掛かかる。そして小雨が降る中、登山の準備をすることに。車を登山口の手前まで移動させ、戸隠牧場入り口で計画書を提出。出発の準備は出来た。小雨が霧雨に変わりつつあるが気温は低い。

午前6時12分。戸隠キャンプ場を出発。2日連続のレインウエア生活が始まった。戸隠牧場からは1キロ程、牧場の中を歩くことになる。途中、放牧されている牛が、数頭で登山道を塞いでいた。僕らはその道を直進しようとしたが、雄であろう一匹が、とんでもない顔でこっちに向かってくる。なんて恐ろしい牛だ。仕方なく、少し迂回して登山道に戻る事にした。この日最初の難所になってしまった(笑)。そこからしばらく歩くと、大洞沢に出る。その沢の流れを渡りながら登っていくと、標高1500M辺りであろうか、滑滝を越える鎖場があり、慎重に通過した。雨で岩場が濡れていて、登り辛い。同行の萬野さんも慎重に登った。その鎖場を過ぎるとすぐに、不動滝を見ながらの「帯岩」のトラバースだ。一不動の稜線に出るまでの、最大の難所だ。そこそこ高度感はあるが、しっかりとした足場も確保されているし、鎖もあるので、慎重に通過すれば問題はない。しかし、足を滑らせたら終わりだ。「帯岩」を無事通過し、一不動がある稜線目指して、黙々と登った。途中に「一杯清水」という、美味しそうな水場があった。

午前7時40分。一不動避難小屋到着。ここは「お裏巡り」の起点で、ここの避難小屋は、15人程が寝ることができる広さがあった。寒かったのでその中で、栄養補給と水分補給をし、休憩を取る事にした。天候が良ければこの辺りから、高妻山が立派に望めるそうだ。

一不動から五地蔵山までは、二釈迦、三文殊・・・と続く稜線のアップ、ダウン。三文殊を過ぎた頃から、雨風が激しくなり、視界もいっそう悪くなる。悪天候の為、登山道の一部が滑りやすくなっているが、好天時ならこの稜線は、取り立てて危険箇所はなく、技術的な問題もないだろう。

五地蔵山到着は午前8時40分。晴天時はここから、高妻山の山頂部は勿論、黒姫山や妙高山、火打山などの眺望が楽しめるそうだ。ここでも寒さに耐えながら、10分程休憩する。

五地蔵山から鞍部の八丁ダルミまでは、緩やかな樹林帯の中の稜線歩きが続き、八丁ダルミから山頂までは、1時間位の急坂だ。高妻山への最後の登りで、一時的ではあるがガスが晴れ、妙高、火打の展望が良くなる。この高妻山周辺でも紅葉しているのがよく分かった。上空も明るくなり回復するかと思われたが、すぐに山全体がガスに覆われてしまった。

午前10時15分。高妻山(2353M)到着。残念ながら視界は利かない。おまけに雨風が強い。記念撮影と水分補給をし、即下山にすることにした。

下山は、往路と同じ道を戻る。五地蔵山で5分程休憩し、戸隠キャンプ場まで、一気に下った。途中、「帯岩」のトラバースと、その下の滑滝の下降は、同行の萬野さんと共に慎重に通過した。戸隠キャンプ場に到着したのは午後1時40分。このころから、雨が激しく降り出し始めた。今回は、天候に恵まれなく残念な山行ではあったが、紅葉はそこそこ楽しめたので、良しとしよう。同行の萬野さんは今回で百名山は12座目。

帰りに牟礼温泉「むれ・天狗の館」で疲れを癒し、大阪へ向かった。帰りの高速道路では、速度規制が50キロになる程、雨風が強かった。秋雨前線が、台風によって刺激されたらしい。名古屋までの運転は、緊張の連続だった。


【火打山から見た高妻山】



【高妻山頂にて吉田】



【高妻山頂にて萬野】


★山行記録★

山行時間:7時間28分
6:12 戸隠キャンプ場
7:40 一不動小屋
10分 休憩
8:40 五地蔵山
10分 休憩
10:15 高妻山頂
10分 休憩
11:35 五地蔵山
5分 休憩
12:15 一不動小屋
5分 休憩
13:40 戸隠キャンプ場







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