▲白猪山(しらいざん)820m
〜 松阪の最高峰、伊勢三山の一角へ登る 〜
2005年1月13日(木) 登頂回数1
晴れ
 GPS軌跡

伊勢三山は、それぞれ個性のある容姿である。局ヶ岳は、槍のような三角錘が天を突き上げ、白猪山は、裾野の広い、実にゆったりした山容を持つ山である。そして、堀坂山は、丸みを帯び優しい姿だ。白猪山は、松阪市と飯南郡飯南町の境にあり、松阪市の最高峰で、標高は819.7m。登山道は、大石、大城、都、夏明、阪内と5つのコースがあり、一般的には、交通の便利な、大石幼稚園前から登るコースが、多く紹介されている。又、白猪山の山名の「猪」の由来には、諸説がある。松阪市史では、「昔、宮の御料として、猪を飼っていた」との説や、「山中に、白い猪が棲んでいた」という伝承との説、または、山頂直下に「白猪山石尊大権現」が祀られており、信仰登山が盛んであったからだと言う説等。又、「神のおわす山」という崇高さと、山容美から、純白のイメージの「白い猪」となったのではないかとも謂われている。しかし、どの説が正しいかは定かでない。

その日の早朝に登った堀坂山の下山後、次なる山、白猪山の登山口(夏明)へ向け、愛車を走らせた。夏明登山口は、深野の集落の奥にある。ナビでも案内してくれないような、細い車道を走らなければならない。何度か迷いながらも、何とか登山口まで来ることが出来た。そこには、登山者専用の駐車場(約10台駐車可)があるので、そこへ車を停め、登る準備を進めた。この深野集落では、土石流災害を防ぐために、立派で美しい排水路が設けられている。又、この辺りは、見事な棚田が多いことでも有名である。

駐車場から、細い舗装路を少し登ると、桧林の中へ登山道が続いている。しかし登山道といっても、山頂付近まで、コンクリートで見事に舗装されているのである。これは、夏明ルートが、山頂近くのニノ峰に祀られた、石尊大権現への参道としても利用されているからである。所々、凍結した箇所があるので、注意しながら登る。石尊大権現が祀られたニノ峰まで舗装路が続き、ここから、やっと登山道になる。その西側のピークからの眺望が良かった。ここで休憩を取っても良いが、取り合えず、山頂まで行ってみることにした。明るく歩きやすい登山道を登ると、山頂にでる。山頂付近には、展望台が設けられ、そこからの眺望もまた良い。三角点ピークは、その近くにあった。山頂から、今朝登った堀坂山が近くに見えた。

下山は、往路を戻る。この日は、下山途中に雪が舞う程、寒い1日であった。

早々に、堀坂山と白猪山を登り終え、温泉へ向かった。帰路、国道166号にある東吉野温泉「みのや」へ向かった。ここは、樹氷で有名な高見山の麓にある、温泉施設である。泉質は、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉であるが、源泉のかけ流しではなく、源泉を循環させてある。広い内風呂と、開放的な露天風呂があり、全体的に浴室は、綺麗で感じが良い。入浴料も700円なので、まずまずと言ったところだろうか。

寒い1日だったが、早朝から良いペースで2座登ることが出来て満足である。次回は、雪と遊べる山へでも行きたいものだ。

【白猪山頂にて】


【三角点】


【堀坂山】

★山行記録★

山行時間:2時間18分
8:53 夏名登山口
10:07 白猪山頂
25分 休憩
11:11 夏名登山口



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