▲白鬚岳(しらひげだけ)1378m
〜 台高山脈のピラミダルな秘峰へ 〜
2005年3月18日(金) 登頂回数1
曇り
 GPS軌跡

白鬚岳は、大台ケ原と高見山を結ぶ台高山脈から、西へ派生する支稜線上にある。山容はピラミダルで、同じく台高山脈にある高見山と同様に、「台高のマッターホルン」とも呼ばれている。主なルートは、川上村の神之谷コースと、東谷コースであるが、ともにアップダウンが激しく、健脚向きのコースとなっている。又、中奥林道終点から、北尾根を登るルートもあるが、こちらはあまり利用されていない。また白鬚岳は、今西錦司氏の1500山登頂記念を納めた山として、一躍有名になった鋭鋒で、その記念碑が山頂に建てられている。

今回は、中奥林道終点の登山口から北尾根を登り、山頂を目指すことにした。18日の早朝に、愛車を登山口へ向け走らせた。川上村、白川渡の橋を渡り、中奥の集落へ入る。集落を過ぎたところで、道は二股になり、そこを右折して中奥林道へ入る。そのまま林道終点を目指したが、中奥林道は舗装されている為、走りやすかった。配水場から先の林道は、幅員が減少するが、4駆ならなんとか入れる。いつものように道路状況を気にせず突入した。配水場から少し登った箇所で、後輪の微妙な変化が気になった。ズルズルと何か物を引きずっているような感じがしたので、車を降りて後輪をチェックしてみた。結果はパンク・・・。とうとうやってしまった。タイヤサイドに大きな切れ目が2箇所入っていた。「舗装された林道なのに・・。何でや・・・。やっぱりスタッドレスは弱いな・・・。」舗装された林道だが、落石が多かった。パンクしたタイヤ状況から考えると、恐らく、落石によって砕けた、先の尖った岩が、タイヤサイドに突き刺さったのであろう。早急にタイヤ交換し、応急処置を施す。スペアタイヤを履き、林道をさらに奥まで進むが、途中で林道が大崩落していた。「こりゃ駄目だな・・。」来た道をバックで戻り、林道脇に駐車スペースを見つけて、そこへ愛車を停めた。ネット等の情報では、車で林道終点まで入れるとのことだったが、現在は無理だ。当分、この林道の復旧は無さそうだ。

思わぬトラブルで、スタートが遅れてしまった。簡単に朝食を取り、登山の準備を進める。出発は、午前6時30分、天候は曇り。まずは登山口である林道終点を目指す。崩落箇所の多い林道を20分程歩き、終点の登山口に到着。道標に従い、左の沢を渡り登山道に入る。杉林の中を15分程登ると、尾根に出る。ルートは、目印のテープが多く付けられているので、迷う心配はないだろう。1193mピークまで、急登だが、歩き易いルートが続く。しかし、その先は、幾度かのアップダウンを繰り返しながら、高度を上げていく。この日は、風が強く、山頂付近では吹雪かれるといった状況の、苦しい登山だった。標高1250m付近から残雪も多くなり、キックステップとストックワークで登る。岩場や、木の根っこの多い箇所も何度かクリアし、残雪の多い最後の急坂を登りきると、山頂に出た。天候が悪かった。悪天候の為、期待していた眺望はゼロ。吹雪いている為、山頂での休憩もなし。簡単に記念撮影だけ済ませ、往路を下った。

愛車へ戻ったのは、午前11時。悪天候の為か、何か物足りなさを感じる登山となってしまった。

下山後、汗を流す為、温泉へ向かった。今回は、川上村にある湯盛温泉「ホテル杉の湯」へ行くことにした。泉質は、ナトリウム炭酸水素塩泉。湯は、源泉を循環で浄化するのではなく、「銀イオン」、「銅イオン」による浴場殺菌浄化装置によって、清潔で快適な入浴環境を整えるといった、珍しい温泉施設である。浴室は、天然岩の露天風呂がある「金明の湯」と、岐阜産檜風呂の「銀嶺の湯」があり、日替わりで男女湯の入れ替えをしている。綺麗な温泉施設で、湯もなかなか良かった。入浴料も600円なので満足。又、この杉の湯は、全国初の政府登録国際観光旅館でもある。

今回は、山頂付近で吹雪に見舞われ、期待していた眺望にも恵まれず、残念だった。また機会があれば、今回とは反対側の、東谷から山頂を目指したい。


【白鬚岳山頂にて】


【今西錦司氏登頂記念碑】


【林道終点 北尾根登山口】



★山行記録★

山行時間:4時間30分
6:30 駐車スペース
6:50 林道終点
7:37 1193mピーク
5分 休憩
8:48 白鬚岳
5分 休憩
9:56 1193mピーク
10分 休憩
10:33 林道終点
11:00 駐車スペース



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