▲仙ヶ岳(せんがたけ)955m
〜 仙人伝説で名高い、鈴鹿の双耳峰へ 〜
2005年8月18日(木) 登頂回数1
曇り
 GPS軌跡

仙ヶ岳は、双耳峰の山で、本峰(西峰)と東峰がある。本峰山頂は、狭いが展望が良く、360度の大パノラマが広がる。東峰は、それより東にあり、樹木に覆われていて展望は期待できないが、仙ノ石や奇岩があり、楽しめる。山名は、山頂にある仙ノ石という巨石の付近に、仙人が住んでいたという言い伝えから来ているらしい。

近畿百名山も、現在97座、残るは3座となった。鈴鹿の仙ヶ岳、入道ヶ岳、そして福井の三国岳を残すのみである。ただ、夏のヤマビル大量発生の時期に、この鈴鹿を残してしまったのは、誤算だった。今回の仙ヶ岳も、ヤマビル発生の山として有名である。今回も、事前に足元のスパッツに、ヤマビルファイターを振りかけて対策を打つ。手には、ヤマビルジェット(向かってきたヤマビルをやっつけるスプレー)を持って歩くことに。今回は、鈴鹿で残っている仙ヶ岳、入道ヶ岳の2座へ登る予定。今回の同行は、会社の同僚水田君。いつものように深夜、出発し、愛車を登山口へ走らせた。

東名阪の鈴鹿ICで降り、愛車を小岐須渓谷へ走らせた。細い一車線の車道を進み、その先の林道へと入っていく。駐車場は、「山の家」の前にもあるが、行ける所まで車で入ってみる。入道ヶ岳への登山口を示す指道標を過ぎ、大きく左に曲がって沢を渡ると、今度は右手に、宮指路岳の登山口を示す指道標がある。車道は、大石橋を過ぎると未舗装となり、崩落が激しい箇所も多かった。無理をせずに、走行可能地点まで、愛車を進める。大石橋から800m程進んだ地点で、これ以上進入するのは危険と判断し、愛車を停める。なんとかすれば、林道終点まで入れそうではあったが、無理は禁物。諦めてここから歩くことに。

少し早く到着したので、1時間程、仮眠を取った。午前5時に起床し、簡単に朝食を取り、登山の準備にかかった。この日の天候は、雨のち晴れである。外はまだ小雨が降っていた。「雨か・・。ヤマビル君の大運動会だな!」ヤマビルの襲撃を覚悟しなければならなかった。

出発は、午前5時11分。林道を終点まで歩き、終点から杉林の中へと続く登山道へ入り、沢沿いの道へと入っていく。やがて、宮指路岳のアライ谷への分岐が右に。この谷は、急峻な谷であるので、一般向きではない。ここからは、だんだん急登となってくる。急坂を登りながら、じっと地面を眺めると、やはりいるではありませんか!ヤマビルが、どんどん足へ上がって来る。しかし良く見ると、ヤマビルは、スパッツに振りかけたヤマビルファイターの匂いが嫌なのか、スパッツから上へは上がって来なかった。「やったぜ!ヤマビルめ!」今度は見事に勝利した。前回の釈迦ヶ岳の時は、ヤマビルファイターで対策したにも関わらず、完敗だった。スパッツの上までも元気に登ってくる奴らには、ヤマビルジェットを振りかけて蹴散らせた。

峠の輪郭が見え始め、ジグザグの急坂を登りきると、小社峠に出る。小社峠から仙ヶ岳への登りは、笹が多く、少し歩きずらい。おまけに急登なので、体力の消耗も激しい。この急坂は、鈴鹿の登りの中でも、5本指に入るらしい。急坂を登りきると、狭い仙ヶ岳山頂(西峰)に着いた。アブが多くてゆっくり休憩も出来なかったが、山頂からの眺望は素晴らしかった。僕の大好きな鎌ヶ岳、その奥には御在所岳が少し、そして手前には宮指路岳と、短時間ではあったが、素晴らしい眺めを楽しむことが出来た。

山頂でしばらく休憩し、すぐに下山にかかった。

下山は、午前7時19分。天候も回復傾向にあった。次なる山、入道ヶ岳へ向けて、気分よく愛車を走らせる。


【仙ヶ岳山頂にて】



































★山行記録★

山行時間:2時間8分
5:11 駐車スペース
5:18 林道終点
6:25 仙ヶ岳
5分 休憩
7:05 林道終点
7:19 駐車スペース



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