| ▲千ヶ峰(せんがみね)1005m |
| 2004年8月3日(火) 登頂回数1回 晴れ 千ヶ峰は、東播州の最高峰である。山名の由来は、多くの峰を持つ故と言われている。直登で、沢沿いの三谷コース、稜線を歩く市原コース、さらに、千本杉があるという岩座神コース。これらの整備された3つのコースがある。又、山頂からの眺望には定評がある程に、素晴しい。 段ヶ峰登山の後、千ヶ峰の三谷登山口へ向かった。この登山口周辺にも、広い駐車スペースがある。ここへ駐車し、登山の準備を進めかけた。だがそこに、大きなスズメバチが寄ってきて、落ち着かない。この時期、スズメバチが多く発生することは承知だが、今年はちょっと多過ぎる気がした。やはり、晴れの日が続き、気温の上昇が激しいからも知れない。素早く準備を済ませ、早々に歩き始めることにした。 登山口から暫くは、三谷の沢音を聞きながら、緩やかに登って行く。しばらく登ると、右手に、大きな岩上を流れる雌滝が見える。この先も、登山道は沢沿いに続き、ちょっとした渡渉を繰り返しながら、徐々に標高を上げて行く。その後、杉林の中へ入り、ここから先が、急登の始まりだ。標高を、一気に稼ぎにかかるのである。杉林に入った頃から、アブやスズメバチに囲まれ始めた。休憩するにも落ち着かない。止まったらすぐに、蜂どもが寄ってくる。とにかく立ち止まらずに、山頂を目指した。ルートは、岩座神コースと合流する。そこから暫く登ると、緩やかな尾根上へと出る。ここで、スズメバチの大群に囲まれてしまった。近くに巣がある訳でもないのに、そこら中でブンブン飛んでいる。足に止まったり、ザックに止まったりと、生きた心地がしなくなってしまう程、怖かった。「これは、取り合えず、ゆっくりでも山頂へ出た方が安全だな!」そう思い、ゆっくりと、とにかく前進した。スズメバチが飛び回る笹原を一気に登ると、石碑の立つ、千ヶ峰頂上に出た。頂上は、360度の大展望なのだが、そんな眺望を楽しんでいる余裕は全くなかった。数は減ったものの、まだスズメバチが近くでブンブン飛んでいた。無事に下山できるかどうかが、心配だった。 下山は、往路を、スズメバチを意識しながらゆっくりと下った。スズメバチは、山頂直下に、最も多かった気がする。そこを抜けると、その数は一気に減少し、少し気が楽になった。 登山口到着は、午前11時39分。スズメバチの大量出現は予想外であり、かなりの神経を遣う登山となってしまった。 下山後、近くにある黒川温泉へと向かった。この温泉は、「美人湯」の別名を持つ。炭酸水素イオン(重曹)を多く含み、お肌がすべすべになると言われている。要は、アルカリ性単純泉なのである。しかし、炭酸水素イオンを含んでいるのに、アルカリ性単純温泉というのには、問題が在りだ。単純温泉とは、イオン濃度が、一定の値に達していない温泉である。しかし、「炭酸水素イオンを多く含み・・・。」とあるのは、やはり誤りである。さて、湯船は、内湯が1つに、露天が1つある。問題の湯であるが、源泉温度は、30度である為、沸かし直している。それは良いのだが、循環温泉の為、カルキ臭さが気になった。露天風呂の方は、湯は同じだが、なかなか気持ちが良かった。晴天時がお勧め。 今回は、段ヶ峰と千ヶ峰の2座を、一日で歩いた。最短ルートを選んだ為か、比較的、楽に登頂出来た。しかし、足早に登ったことや、スズメバチの恐怖に脅かされたことの為か、満足度に欠ける山行となってしまった。次回、もう一度、この2座を訪れるとしたならば、今度はゆっくりと縦走し、この大自然をのんびりと満喫してみたいものである。 |
![]() 【千ヶ峰山頂】 ![]() 【千ヶ峰山頂にて】 ![]() 【三角点】 ★山行記録★
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