▲仙千代ヶ峰(せんちよがみね)824m
〜 台高の東、植林帯に囲まれたピークへ立つ 〜
2005年2月23日(水) 登頂回数1
晴れ
 GPS軌跡

仙千代ヶ峰は、台高山脈の東に、ひっそりと位置する。殆ど植林で覆われたこの山は、林業関係者による伐採がかなり進んでいる。それにより、山頂付近は、まるで剥げ山と化してしまっている。そんな悲し気なこの山も、近畿百名山の一座なのである。登山道はいくつもあるが、どれも、あまり歩かれる事がない為か、踏み跡は薄い。静かな山歩きを楽しむ、玄人向けの山と言えるであろう。

仙千代ヶ峰へは、会社の同僚(牧野さん、水田君)との同行であった。いつものように大阪、堺市を早朝に出発し、登山口を目指した。登山口は、宮川貯水地の、倉元橋からのルートを選んだ。昨年の台風被害が影響して、途中には何箇所も、通行止めや迂回路に出くわした。宮川貯水池へ入り、新大杉橋まで走ってきたのだが、ここで「通行止」の看板出現!どうやら、橋を渡らず直進する海山町方面への道路が、崩壊している為、通行止めのようである。ナビの表示では、登山口付近まで、残り1.7キロとなっていた。「行ける所まで、行ってみよう!」と、その看板を××し、様子を見ながら進むことにした。100m程走ると、問題の崩落箇所に出た。そこは、予想以上に修復作業が進んでおり、車が通行出来るようになっていた。「良し!運がよかったぜ!」何とか無事、登山口の倉元橋へ到着出来た。しかし、まだ崩落の危険性が高いこの車道は、あまりお勧めできない。

倉元橋に愛車を停め、登山の準備を進めた。出発は午前6時21分。登山口は、橋から50mほど奥で見つけたのだが、「仙千代ヶ峰」と書かれた黄色の小さなプレートがあるだけなので、少々分かりずらい。植林で囲まれた登山道を、テープを目印にして登る。ルートには、薄いがしっかりとした踏み跡があるので、迷うことはないだろう。ただ、林業関係者のものと見られる、別のテープもある為、それをしっかり見極めれる技術が必要だろう。赤や黄色のテープを辿っていけば、問題ないと思うが・・・。

長い植林帯の急坂を登り切ると、稜線に出る。尾根上には自然林が残るものの、東側斜面は、すっかり伐採され、剥げ山となっていた。なんとも可哀想な山である。稜線からは、鹿除けネット(?)沿いに登る、比較的緩やかなルートとなる。途中、大台ケ原方面の眺望が良かった。ここ仙千代ヶ峰は、まったく雪がなく、春山といった具合であったが、大台方面は真っ白だった。なかなかの眺望に恵まれた、稜線歩きである。緩やかな稜線である為、山頂がどこか分からない。とにかく三角点目指して歩き続けた。

山頂到着は、午前9時2分。広い山頂であったが、例のネットが山頂にまで続いており、どうも落ち着かない。山頂で、ゆっくりと休憩を取る。この日は、風が強かった。下山してから知ったのだが、今年初めての、春一番が吹いたそうだ。

下山は、往路を戻り、倉元橋へ午前11時4分に下り立った。

下山後、汗を流す為、奥香肌峡温泉「ホテルスメール(香肌の湯)」へ向かった。泉質は、ナトリウム・鉄(U)-炭酸水素塩・塩化物泉で、よ〜く分かりません(^_^;) 浴室は、内湯と露天があるが、ジャグジー以外の内風呂のみ、源泉を利用している。湯はかけ流しではないが、源泉風呂は気に入った。「山登りの後の一風呂!」を求める方には、ピッタリの温泉施設ではないだろうか。迷岳の下山後などには、お勧めかな。

今回は、久し振りに、静かな山歩きを楽しめた気がする。しかし、植林帯歩きと、木々の伐採された様子には、興醒めする思いだった。


【仙千代ヶ峰山頂にて】


【二等三角点】


【伐採された稜線】


★山行記録★

山行時間:4時間43分
6:21 倉元橋
8:22 稜線分岐
9:02 仙千代ヶ峰
30分 休憩
10:01 稜線分岐
11:04 倉元橋



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