▲三重岳(さんじょうがたけ)974m
〜 湖北に佇む、静かな秘峰へ 〜
2005年6月15日(水) 登頂回数1
 GPS軌跡

箱館山の北西約6kmにある三重岳は、以前は、登山道のない藪山であった。しかし近年では、入山する登山客が増え、ルートも、以前に比べ明瞭になった。三重岳は、「難関の山」というイメージが濃かったようだが、それは既に過去の話なのだろう。最短ルートは、河内谷林道の本谷橋付近から、尾根に取り付くコースである。又、この山には、ブナやミズナラの自然林も多く残っている。

近畿百名山の中で、中八人山、三国岳、三重岳は、難関の3座とされている。今回は、その1座である三重岳へ登る計画を立てた。最短ルートである、河内谷林道の本谷橋から山頂を目指す。いつものように深夜、愛車を走らせ、登山口を目指した。今回も、会社の同僚、牧野さんと水田君が同行する。名神高速から湖西道路を北上。国道303道を、箱館山スキー場へ向け、愛車を走らせる。スキー場ロープウエイ手前で、左手の林道に入る。舗装された林道が途切れる地点からが、河内谷林道である。未舗装のダートをしばらく走ると、ゲートがある。しかし、そのゲートは施錠さずに開放されていた為、そのまま進入する。河内谷林道は、比較的走りやすいダートであるが、所々、路肩の崩壊箇所もあるので、注意が必要だ。登山口は、本谷橋よりも200m程手前の広場にあった。駐車スペースもあったので、そこへ車を停めた。「三重岳登山口」の看板もあり、分かりやすい。

登山口で、簡単に朝食を取り、登山の準備を進めた。生憎!今にも雨が降り出しそうな天候だった。雨が本降りになる前に、下山したいものだ。

出発は午前4時40分。登山口からは、目印や踏み跡がしっかり付いている為、迷いそうな箇所はなかった。植林帯の斜面からは支尾根への登りとなり、休みなく急斜面が続く。登山道は予想と違い、色とりどりのテープが、必要以上に巻かれていた。さらに踏み跡には、所々で、雑木も切り開かれており、明らかに人の手が入っている感があった。山頂に近づくにつれ、ブナの自然林が多くなる。森林浴を楽しみながら登ると、切り開かれた山頂に着いた。小雨の中、簡単に記念撮影だけをして、早々に下山にかかる。

登り辛い山を想像していたが、あっという間に登頂できてしまった。ここ数年、三重岳は、かなりの登山者を迎えているのではないだろうか。整備が行き届き、「三重岳=難関の山」は過去の事柄となってしまったが、未だ多くの自然林を残す、静かな秘峰であることには違いはない。


【三重岳山頂にて】


【ブナの自然林】

★山行記録★

山行時間:1時間43分
4:40 登山口
5:45 三重岳
7分 休憩
6:23 登山口



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