▲三十三間山(さんじゅうさんげんやま)842m
〜 山頂直下に、開放的な平原を持つ山へ 〜
2004年6月18日(金) 登頂回数1
曇り
 GPS軌跡

三十三間山は、若狭と近江の国境の山で、ここから京都の三十三間堂に棟木を切り出したことが、その名の由来となっている。

今回の登山は、夏山に向けたトレーニングも兼ねて、計画を立てた。「一日4座登頂計画」である。三十三間山、野坂岳、赤坂山、百里ヶ岳の4座を、一日で、一気に登ってしまおうというものなのだ。計画では、コースタイムの半分で走破すれば、なんとか可能なはずだ。天候も、ギリギリ持ちこたえそうだったので、迷わず出発することにした。勤務後すぐに出発して、三十三間山登山口を目指した。国道27号線から少し入った所の倉見集落付近に、登山口がある。登山口付近への到着時間が、午前1時前と少々早かったので、近くのコンビニに車を停め、仮眠を取ることにした。

午前3時半に起床し、登山口へ車を走らせた。登山口へのアプローチは分かり易い。国道27号沿いの「三十三間山登山口」という大きな看板がすぐ目に入るので、見落とすことはないだろう。登山口には、立派な駐車場と、トイレがある。登山口の看板のすぐ横に、第一駐車場があり、20台近く駐車出来る。大型車用のスペースもあった。また、その奥には第二駐車場もあり、駐車スペースには困らない。

登山口には、神戸ナンバーの車が一台停まっており、その横にテントを張っていた。薄暗い中、ヘッドランプを照らしながら、準備を進めた。登山口出発は、午前3時58分。薄暗い林道を、小走り気味で歩き始めた。やがてこの林道は二分していて、僕は右手へルートを取る。4WD等の、ダート走行が可能な車なら、分岐点まで乗り入れが出来そうだ。狭いながらも、2、3台分の駐車スペースがある。右手の林道へ入り10分程歩くと、沢と合流する。ここが「最後の水場」である。美味しそうな水が流れていたので、口にしたかったが、取り合えず先を急いだ。沢の丸太橋を渡ると、登山道らしい道になり、傾斜も一気に急になる。杉林の急坂を越えると、明るい場所に出て、視界も開けた。ここから左手に、日本海を望むことが出来るので、小休止には持って来いの場所である。しかしこの日は、そんな呑気なことは、やってられない。とにかく先を急ぐのである。小走りでどんどん登った。「夫婦杉」を過ぎ、素晴しいブナ林で囲まれた「風神」を越えると、笹で覆われた稜線に出る。ここまで来ると傾斜も緩くなり、山頂は近い。稜線からは、背丈程の笹薮の中へ入り、藪漕ぎしながら突き進んだ。しばらく歩くと笹も低くなり、視界が開けてくる。ここは広い平原になっており、秋には一面、見事なススキの穂で覆われる。ここからは、360度の展望を楽しむことが出来る。山頂は、目と鼻の先であった。休む事なく、一気に駆け上がった。

山頂到着は、午前5時9分。木々に覆われた山頂からの眺望は、あまり良くない。汗びっしょりになっての登頂である。簡単に記念撮影だけを済ませ、山頂を後にした。下山は、全力疾走で駆け下りた。登山口到着は、午前5時53分。

この日は、生憎、雲が多い日であった。また是非、天候の良い日に、山頂手前の草原でゆっくりと寛ぎたいものである。

下山後すぐさま、次なる山、野坂岳登山口へ向かった。


【三十三間山頂にて】


【山頂にてい○ち】


【三十三間山】

★山行記録★

山行時間:1時間55分
3:58 登山口
5:09 三十三間山頂
5分 休憩
5:53 登山口



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