| ▲龍門岳(りゅうもんだけ)904m |
| 2004年1月6日(火) 登頂回数3回 晴れ 龍門岳は、今昔物語の中で、久米仙人が修行を行った場所として有名であり、歴史的背景の深い山である。又、日本三百名山としても、その名は全国に知れ渡っている。今回はその龍門岳に、会社の同僚である長野君と共に登る計画を立てた。前日の夜に登山口まで入り、翌朝から登り始めるという計画だ。ルートは、山麓にある吉野山口神社からのピストンである。登山口までのアプローチが分かりにくかった為、取りあえず車を、神社の近くにある山口公民館に駐車(ここは駐車禁止である)して、その日は仮眠を取った。 6日の起床は午前5時。寒い中、軽く朝食を済ませ、登山の準備に取り掛かった。登山口まで車を移動させようかどうか迷ったが、ここに車を停めたままで(何度も言うが、ここは駐車禁止!)登山口まで歩く事にした。 山口公民館出発は、午前6時47分。一車線の細い車道を歩き、その先の浄水場施設を過ぎると、ダートの林道に変わる。この浄水場施設には駐車スペースがあるので、次回はここへ駐車したいものだ。なだらかな林道をしばらく進むと、「竜門ノ滝」への分岐がある。さらに歩くと今度は、「龍門寺塔跡」への分岐がある。ここは、先にも書いた久米仙人が、修行をしたとされる地である。滝や寺跡へは、すぐに行ける距離なので、数枚写真撮影を試みたが、帰りにゆっくり楽しむ事にして、先を急いだ。 ルートは、林道歩きから、鬱蒼とした樹林帯の山歩きへと変化する。小さな沢を渉ったりする箇所もあるが、登山道はしっかりできている。さらにしばらく歩くと、樹林帯から抜け、山頂へと続く尾根へ取り付く。ここからが急登であった。なだらかな登山道から急に傾斜がきつくなるので、体がついていかない。ゆっくり体を慣らしながら登るという、斜面との戦いが続いた。しかし、救われた事に、この尾根は、視界を妨げる木々が少ない為、そこからの眺望は最高であった。その先に続く、山頂直下の登山道は、あまり整備されておらず、笹が生い茂っていて不明瞭だ。足場がよく見えないので、何度か躓きそうになりながら、根性で一気に登りきった。 山頂到着は、午前8時7分。山頂には、大きな祠がある。残念ながら、山頂からの眺望はない。竜門岳は、積雪のない低山であるが、やはりじっとしているとかなり寒い。数枚記念撮影をして、15分程で山頂をあとにした。 下山は、往路を戻る。途中で、登山道から少し離れた所にある、「龍門寺塔跡」へ寄った。説明文が書かれた看板の横に、柵が設けられており、その中には、石柱が埋まっていたであろう、大きな石跡が残っていた。その石に手を触れて、ゆっくりと周囲を眺めていると、何となくではあるが、歴史的背景の深さを実感できた。その後、登山道に戻り、「竜門ノ滝」へ向かった。登山道から、遊歩道をしばらく下ると、大きな滝が見えてくる。久米仙人が修行をしたこの竜門ノ滝は、なかなか立派である。ここはマイナスイオンがいっぱいで、落ち着ける場所だ。特に、夏場の避暑には持ってこいの場所だ。 林道を歩き、山口公民館到着は午前9時52分。短時間ながら充実した登山を楽しむことが出来た。山頂からの眺望には恵まれない竜門岳だが、その歴史的背景を思い浮かべながら登ってみると、より充実した山行になるだろう。 龍門岳を背に、この日の2座目となる、額井岳登山口の香酔峠へ向かって車を走らせた。上空は、厚い雲に覆われつつあった。 |
![]() 【龍門岳山頂の祠】 ![]() 【龍門岳山頂にて】 ![]() 【竜門ノ滝】 ★山行記録★
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