▲大峰山(おおみねさん)1915m 
〜 日本最古の霊山「大峰奥駈道」に触れる 〜
2002年10月16日(水) 登頂回数7
晴れのち曇り


今回は大峰山へ紅葉狩りへ。大阪・堺市を夜に出発し今回の登山口である行者還トンネル西口へ向かった。同行は萬野さん。大峰山周辺は高校、大学時代に歩き尽くした山々で、僕のホームグラウンド的な山域だ。今回は近畿最高峰の八経ヶ岳(1915M)へ。登山口は天川川合からではなく、一番楽な行者還トンネル西口を選んだ。以前は川合から40キロ近いザックを背負って錬成をやったものです。八経ヶ岳は懐かしい思い出の山でもあるのです。

行者還トンネル西口への到着は午前0時50分。そこは車が揺れるくらい風が強く、とにかく寒かった。とりあえず、朝まで仮眠を取る事にした。上空の雲の移動はすざまじい速さだが、星は奇麗だ。星のまたたきもあまり感じない、明日の天候はまずまずだろう。

午前6時00分。起床。起きてすぐ上空の様子を見る。雲が多い。しかし雨にやられる事はまずないだろう。軽く朝食を取り、登山の準備にかかる。外は昨日同様、風は強く寒かった。

午前7時40分。強風の中、行者還トンネル西口を出発。紅葉を楽しみながら歩き始めた。このコースは高校時代に訪れて以来だ。所々にある道標が以前のものとは違い新しくなっている。ここ八経ヶ岳周辺の山々も最近はツアー客などで賑わう山となったからであろうか。登山道も以前に比べてよく整備されていて歩きやすくなっている。なだらかな登山道を20分程歩くと、そこからは標高約1500Mの稜線までの急登が始まる。このコース中、一番辛い所だ。紅葉と落葉の中を稜線目指して登った。風もあり気温も低い為、あまり疲れを感じない。同行の萬野さんも良いペースで好調だ。

午前8時28分。稜線に出る。ここは山上ヶ岳と弥山方面、行者還トンネル西口との分岐で奥駈出合と呼ばれている所だ。この稜線は何度歩いたことだろうか。懐かしい記憶が思い出される。ここで10分程、休憩を取ることにするが、風が強くて寒い。ここから弥山までは緩やかなアップダウンが続く気持ちの良い稜線歩きとなる。ここは紅葉が美しく、落葉でフカフカの登山道を歩くのは気持ちが良い。そして、この稜線には「石休場ノ宿跡」「聖宝ノ宿跡」など往時を偲ばせる地名が多く残されている。途中、弥山(1895M)と八経ヶ岳(1915M)を望める場所があった。そこは紅葉も美しいが、やはり目の前の山容に感動してしまった。そこでしばらく休憩し、弥山を目指した。「聖宝ノ宿跡」までは緩やかな登山道。そこからは1時間程の「聖宝八丁」と呼ばれる急登の始まりである。この急坂を登るにつれてガスが出てきた。この日は時折、晴れ間を覗かせるが山頂付近は雲ったり晴れたりの繰り返しで山頂で晴れるかどうかは運次第だ。

午前10時05分。弥山(1895M)到着。辺りはガスっていて何も見えない。悔しいが、記念撮影のみをし弥山小屋へ戻り、そこで20分程休憩した後、八経ヶ岳(1915M)を目指した。八経ヶ岳までは往復1時間位のなだらかな登山道。花の時期には大峰の名花オオヤマレンゲがこの辺りに咲き乱れる。

午前10時45分。近畿最高峰、八経ヶ岳(1915M)へ到着。僕は今回で7度目の登頂。同行の萬野さんはこの山で百名山13座目登頂だ。残念ながら、山頂からの展望には恵まれなかった。記念撮影をし、下山する事に。下山は往路を下る。下山中、「聖宝ノ宿跡」を過ぎた頃から天候が回復してきた。空は青く高い、秋の空だ。気持ちがいい。紅葉を楽しみながら、行者還トンネル西口目指して下った。

行者還トンネル西口到着は午後1時13分。上空は見事に晴れ渡っていた。今回は山頂からの展望には恵まれなかったが、それ以上に紅葉を楽しめた山行であった。下山後は天川村の天の川温泉で汗を流し、車を大阪へ走らせた。


【八経ヶ岳(左)と弥山】



【紅葉】



【紅葉と落葉の中を行く】



★山行記録★

山行時間:5時間33分
7:40 登山口
8:28 奥駈出合
10分 休憩
10:05 弥山
20分 休憩
10:45 八経ヶ岳山頂
10分 休憩
11:10 弥山
15分 休憩
12:30 奥駈出合
10分 休憩
13:13 登山口



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