■ Offline Meeting


2004年4月29日(木)
室生火山群オフ
住塚山にて「い○ち」!
1500万年前、室生の火山が大爆発を起こし、火砕流が大量に積み重なって、火山灰性の大地が出来た。そこに出来た川が、長い年月をかけて侵食を繰り返し、柱状節理の岩壁をみせる、山が出来たのである。この室生火山群の噴出により、曽爾高原周辺一帯は、独特の火山地形を形成している。奇峰断崖の山岳と、柱状節理の壮観は、天然記念物として指定され、また室生・赤目・青山国定公園にも指定されている。曽爾高原から見ると、右から鎧岳、兜岳、そして断崖絶壁の屏風岩がある。これら三つの山を総称し、曽爾三山と言われている。

今回は、ネット仲間のジンライムさん秋さんmakotoさん夫妻縦走挑者さんと僕の計6名で住塚山〜兜・鎧岳へ縦走する計画を立てた。
山行記録
8:08屏風岩公苑-8:50住塚山【rest0:13】-9:30国見山【rest0:21】-10:20クマタワ-11:38目無地蔵【rest0:25】-12:44兜岳【rest0:13】-13:52鎧岳【rest0:16】-15:00郵便局前  山行時間 6:52〔休憩含む〕

 29日午前5時に、近鉄下田駅で、ジンライムさんと待ち合わせをし、車で、集合場所の下曽爾小学校へ向かった。ゴールデンウイーク初日であるが、道中これといった混雑もなく1時間程で曽爾村へ到着することが出来た。集合時間の1時間前に到着したので、ジンライムさんとお話しながら、時間を潰した。しかし、午前7時過ぎになっても、makotoさん、縦走挑者さんご一行の車が来ない。ちょっと心配になったので、makotoさんへ確認の電話をした。「おはようございます♪今どこに居ますか?」と尋ねててみると「もう着いていますよ!」との返答があった。makotoさん達は、新校舎の曽爾小学校に居るとのことだった。僕たちの居場所を連絡し、makotoさんご一行の到着を待つことにした。無事、連絡が取れて一安心。その後、makotoさんご一行らが到着し、挨拶を交わす。「おはようございます♪はじめまして〜(^_^)」今回は、縦走挑者さんも、北海道からの参加である。北海道在住の縦走挑者さんとのオフ会は、遠方ということもあり、そう滅多に機会もないので、今回は貴重なオフになりそうだ。その後、秋さんも到着し、全員、無事集合となった。軽く挨拶を交わし、下山口へ車をデポする為に、2台の車に分かれて出発した。僕の車を鎧岳からの下山口(実際は、違っていたのだが)へデポし、秋さんの車で、登山口である屏風岩公苑へ向うことにした。

 屏風岩公苑の駐車場は、トイレもあり、広い。桜の時期には、かなりの混雑が予想されそうな所である。出発は、午前8時8分。駐車場から公苑内に入ると、1.5キロも続く、屏風岩の見事なロケーションが広がっていた。春色で飾られた屏風岩は、何とも表現しがたい美しさを見せて、僕たちを迎えてくれた。その屏風岩を、19mmのワイコンを利用しての写真撮影を試みるも、被写体が大き過ぎて、入りきらない。その位、迫力満点なのだ。桜の古木が多い公苑を抜けると、住塚山登山口がある。そこから植林帯の急坂を上り詰めると、山頂から屏風岩に連なる尾根に出る。ここを左にとり、明るい雑木林を登っていく。2つの小さなピークを超えると、そこが住塚山頂(1009M)である。山頂到着は、午前8時50分。山頂には、二等三角点の標石があり、眺めが良い。目の前に聳える国見山の横に、曽爾高原、さらに高見山、局ヶ岳、そして奥には台高までも、はっきり望むことが出来た。この山には、天皇に敵対したタケルが住んでいたと言われている。山頂に、村界の目印として、木炭を埋設した故、「炭塚山」の名もある。また室生側は、西の「三郎岳」に対し、「次郎岳」とも呼ばれている。山頂でしばらく休憩し、次なる山、国見山(1016M)を目指すことにした。そう!山頂での「い○ち」は忘れない(^.^)

屏風岩 ニリンソウ
清浄坊の滝 国見岳山頂
 住塚山から鞍部のゼニヤタワ(870m)まで、140Mを一気に下る。ゼニヤタワからは、植林の中の急な道を、雑木とクマザサをかき分けながら登る。ところどころ露岩があり、よじるようにして登ると、そこが国見山頂である。山頂到着は、午前9時30分。頂上からは、360度の大展望を楽しむことが出来た。近くには、倶留尊山と古光山が、その隣には、鎧岳・兜岳があるが、丸くこんもりしていて、鋭さがない。さらにその西方には、音羽三山から、龍門岳をも望むことが出来た。天皇が「国見」をされた丘と言われているだけのことはある。僕自身、この山域に足を踏み入れたのは8年ぶりであったが、以前と比べると、道標や標識が綺麗になっており、登山道の整備も進んでいるように思えた。この気持ちの良い山頂で、しばらく休憩をした後、クマタワへ下山を始めた。途中、萱山のピークを越えて、丸太の階段道を下りきると、クマタワに出る。ここは、東海自然歩道との合流地点で、トイレもある。ここからは、車でも通れそうな林道を歩いた。この道中、makotoさん夫妻から、山菜のレクチャーを受けながら歩いた。makotoさん夫妻は、山菜や高山植物に詳しく、同行させて頂いたお陰で、勉強になることが多かった。途中、清浄坊滝への分岐を左に取り、済浄坊渓谷へと道を下る。沢沿いに、遊歩道が整備されているが、休日にもかかわらず、誰もいない静かな渓谷であった。清浄坊滝は、綺麗な滝だった。そこで、しばらく写真撮影に没頭した。秋さんやジンライムさんも、ガンガン撮影していた。(なんちゃって清浄坊滝も含む)遊歩道を抜けると、目無橋へ出る。ここから車道を左にとり、緩やかに10分程登ると、兜岳登山口の目無地蔵に着く。ここで昼食を取ることにした。この付近は、木陰があり、休憩には持って来いの場所であった。昼食をとりながら、山の話で盛り上がり、楽しい一時を過ごすことができた。また、makotoさんの奥様の手作り料理を分けて頂き、昼食に花が咲いた。

兜岳山頂 鎧岳山頂
鎧岳と倶留曽山 鎧岳
 兜岳登山口からは、小さな沢沿いに、はっきりした登山道が山に向かっている。暗い檜林の中、すぐ谷を離れて、急斜面を登り出す。ここからは直登で、グングン高度を稼ぐ。昼食にビールを飲み、アルコール補給をしたジンライムさんだったが、この登りで、すっかり抜けきってしまったようである。それ程、急な登りだった。平らな巨岩の上に出ると、ここからは大きな岩が点在し、更に勾配が強まる。木の枝や岩にすがって、身体を引き上げるように進む。両側にはびっしりと、イワカガミが咲き乱れていた。いつも思うのだが、疲れた時に目に入る高山植物は、疲れを癒してくれる存在となること間違いなしである。さらに雑木林の中を登りつめると、兜岳(917m)山頂だった。山頂到着は、午後12時44分。山頂は木々に覆われている為、眺望はあまり良くない。だが木々を通して東側に、古光山と後古光山が見えた。10分ばかり休憩して、山頂を後にした。木々の間から、鎧岳の岩壁を垣間見ながら、峰坂峠へ下り、この日、最後の山である鎧岳(893m)へと向かった。緩やかに小ピークを越え、鞍部に降り立つと、林道終点からのトラバース道が、右側から合流した。さらに杉林の斜面を登ると、前方に尾根が見えた。この尾根まで登ると、山頂はすぐそこである。山頂到着は、午後13時52分。山頂では、一組の家族がお弁当を広げて寛いでいた。天気も良く、この日は、絶好のハイキング日和である。この山頂も樹木に囲まれていて、展望は良くない。木々の間から、倶留尊山と、眼下に青蓮寺川、そして葛の集落を眺めることが出来たくらいである。

 山頂でしばらく休憩し、下山を始めた。鎧岳からの下山ルートは、新宅本店へと、診療所方面へのルートがある。今回は、車をデポしていた診療所方面へ向かった。植林帯の中を下り、診療所付近の下山口に到着したものの、そこは見覚えのない場所であった。「しまった〜。デポした場所は、峰坂峠への登山口だったのか・・・??」しばらく細い車道を降りると、見覚えのある郵便局に出た。「やっぱり!間違ったな・・。」どうしたものかと考えていると、makotoさんが「僕の車、取ってきますよ!それで、デポした車を拾いに行きましょう!」と言ってくださり、その言葉に甘えることにした。makotoさんの車を集合場所にデポしておいたのが、功を奏した。

 今回のオフは、デポした僕の車を回収後、郵便局前まで戻り、そこで解散となった。「お疲れ様でした〜。またお願いしますね〜。」makotoさんとは、ここでお別れをした。makotoさん、本当に有難うございました(^_^)楽しい1日を過ごす事ができ感謝しております♪

 ジンライムさん、秋さん、縦走挑者さんと僕は、2台の車に別れ、下山後の温泉へ向かうことにした。近くの温泉施設を色々あたったが、駄目だったので、少し足を延ばして、大宇陀温泉「あきののゆ」へ向かうことにした。大宇陀温泉は、大宇陀町心の森「多世代交流プラザ」に付属する温泉施設である。泉質は、アルカリ性単純温泉。PHが9.5度と高いので、柔らかく、しっとりしたぬめり感は、三大美人の湯である龍神温泉を上回るとのことである。

 入浴後、解散となり、秋さんとお別れした。「また宜しくです!!」その後、縦走挑者さんを宿泊先まで送り届け、ジンライムさんと近鉄下田駅まで同行した。

 今回は、素晴らしい晴天の中、充実したオフ会となった。みなさん、本当に有難うございました(^.^)またご一緒しましょうね♪ 縦走挑者さん、北海道から遠路はるばる有難うございました。本当に貴重な体験が出来ましたよ。翌日からは、大峰大縦走の計画とのこと、無事、達成されることを祈っています。

コースマップ (GPS軌跡)↑Click カシバードにて作成
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第300号)」

今回参加のメンバー
ジンライムさん

関西の山歩き&ハイキング
秋さん
ちょっと山にいます。
makotoさん

山の会 フロム・ワン
縦走挑者さん

単独縦走の世界



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