▲南アルプス大縦走
〜 南アルプスの女性的な懐に思う存分抱かれる 〜
★甲斐駒-仙丈-北岳-間ノ岳-塩見岳-悪沢岳-聖岳-光岳★
日時:1997年8月30日(土)〜9月9日(火)
山域:南アルプス
人数:2名
責任者:溝口 恵司(当時主将)


『メンバー』
P.L..・食当・会計・記録・美化        三代 泰孝
S.L..・気象・医療・写真・装備        吉田 浩章

『コース・日程』
8/30(土)京都:長岡京〜日野春〜尾白川キャンプ場(幕営)    
8/31(日)尾白川キャンプ場〜刀利天狗〜七丈小屋(幕営)    
9/01(月)七丈小屋〜甲斐駒ケ岳〜北沢峠〜仙丈小屋(幕営)   

9/02(火)仙丈小屋〜仙丈ケ岳〜両俣小屋〜北岳肩ノ小屋(幕営) 
9/03(水)肩ノ小屋〜北岳〜間ノ岳〜三峰岳〜熊ノ平(幕営)
9/04(木)熊ノ平〜塩見岳〜三伏峠小屋(幕営)
9/05(金)三伏峠小屋〜烏帽子岳〜板屋岳〜高山裏露営地(幕営)
9/06(土)高山裏露営地〜悪沢岳〜赤石岳〜百間洞露営地(幕営)
9/07(日)百間洞露営地〜兎岳〜聖岳〜茶臼避難小屋(小屋泊)
9/08(月)茶臼避難小屋〜茶臼岳〜光岳〜寝耳の水付近(幕営)

9/09(火)寝耳の水付近〜寸又峡温泉(解散)〜金谷〜静岡

僕とクラブの先輩との2人で計画した、南アルプス大縦走。計画の要項等は、5月中旬には既に出来上がっていたのだが、この年の7月に起こった、部員(奥村)のクライミング中の滑落事故により、当部が一時休部に追い込まれた。一度は諦めかけたこの計画だが、8月上旬、奥村のご両親より大学に「休部の取り下げ」を提出して頂けることになり、部の活動が再開されることになった。これにより、当部で計画していた4パーティの夏合宿も、実施される運びとなった。部員全員が複雑な気持ちではあったが、奥村のご両親の「全ての合宿を無事成功させてくださいね。息子もそれを願っています。」との言葉に、「奥村の為にもがんばろう!」と計画を再度入念に練り直した。

僕はこの年の8月上旬に、北アルプス(扇沢〜針ノ木岳〜鹿島槍〜五龍〜唐松岳〜八方)の合宿に、中旬には、中央アルプス(木曽駒ヶ岳〜空木岳)への合宿にも参加した。その2合宿の後、この南アルプス大縦走計画の準備に入った。長期の合宿になる為、装備の軽量化には力を入れた。ガス缶の値札やシールまでもを剥がすという程、徹底したものだった。お米は全てアルファ米。着替えも最小限にした。このような軽量化の徹底は、先輩の三代さんの得意分野であった。よく不徹底な点を指摘され、怒られたものだ。

南アルプス大縦走計画は、8月末〜9月上旬の山行であった。うまい具合に台風の接近もなく、比較的天候に恵まれ、最高の合宿となった。途中には、10時間以上のコースタイムの日(仙丈ケ岳〜両俣小屋〜北岳肩ノ小屋)もあって、死にそうな思いもした。しかしその分、中日には、比較的楽な日程(北岳〜熊ノ平)を組み込んでいた為、全体的には、さほど疲れることもなく、楽しく計画を終了することが出来た。最も辛かったのは、光岳から下山した後の、寸又峡温泉まで続く40キロもの林道歩きだ。これには、ほとほと疲れた。先輩と2人で、黙々と寸又峡温泉を目指したのを良く覚えている。お互いに、足にくっついたヒルを取り払いながら・・・(笑)。今回の山行中、悪沢岳、赤石岳、聖岳、光岳への登頂時には、あいにくの悪天侯に残念な思いをした。これらピークの展望は、次回また訪れる日の楽しみとして取っておくことにしよう。

40キロの林道を制覇し、寸又峡温泉に到着した時に得た、達成感と満足感は、一生忘れることができないであろう!これらは僕にとって、大学生時代の素晴らしい思い出となった。三代さん、有難うございました。

※この記録は、3ページ構成になります(^_-)-☆
南アルプス大縦走 
南アルプス大縦走記録前半 
南アルプス大縦走記録後半 

【塩見岳】



【駒津峰にて】



【甲斐駒より北岳】



【黒戸尾根:刃渡り】

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