▲巻機山(まきはたやま)1967m
〜 上越国境の女性的な名山へ 〜
2003年5月23日(金) 登頂回数
晴れ
 GPS軌跡

武尊山を登り終え、翌日の巻機山登山口へ向かった。道中、塩沢町の国道291号から望む巻機山の姿は美しく、僕たちは心地よい風を受けながらの快適なドライブを楽しんだ。巻機山登山口は巻機山キャンプ場を少し登った所にある。登山口の入り口付近に大きな有料駐車場(通常700円だが、僕たちが訪れたときはシーズン外だったので無料)があり駐車する。この日はここで幕営することにした。駐車場付近から望む天狗岩は青空の中、天を突くように聳え立っていた。

23日は午前3時30分起床。ヘッドランプを付けながら朝食を作り、登山の準備を急ぐ。清水からの巻機山への登山ルートは割引沢、井戸尾根がある。割引沢は今春、戦後最大の雪崩が発生し復旧中だったので、僕たちは急登の井戸尾根を取ることにした。

登山口出発は午前4時40分で、ここから井戸尾根の登りが始まる。地形図で見るところでは結構な急勾配であるが、実際登ってみるとそれほどではない。途中の5合目で一度、休憩を取りさらに上を目指した。5合目を過ぎた辺りから周囲はブナ林となり残雪が現れ始める。雪は腐っていないので、歩行には問題なく快適に高度を上げることができた。残雪の中、6合目展望台をショートカットして一気に7合目まで登り、そこで休憩。7合目から見上げる前巻機(ニセ巻機)(1861M)は迫力があった。前巻機が大きすぎてその奥には山がないように見えるのだから、山初心者だとこれが巻機山だと勘違いするはずである。

前巻機の頂に立つと、残雪多い巻機本峰(1967M)が姿を現し、右手の米子沢には大きなデブリも目立った。前巻機山からは避難小屋まで残雪の中を下り、御機屋まで登り返すと稜線にでる。ここに「巻機山頂」の標識があるが、地形図やGPSではもう少し牛ヶ岳(1962M)よりが実際の山頂のようだ。平坦で池塘の点在する稜線を山頂に向けて歩く。稜線は美しく巻機山が女性的な山であることを実感できた。さて、僕たちは稜線を進み牛ヶ岳と米子孫山への分岐へ差し掛かったが、山頂らしき標識はない。「まあ、巻機山は三角点のない山であるし、この辺りが最高峰なのだろう!」と納得して先程の「巻機山頂」の標識の所まで引き返す事にした。そこで、しばらく休憩と記念撮影をして下山に掛かかった。

下山は往路で残雪の中を快適に飛ばす。下からは登山者数組が登ってくる。「平日なのに結構、登る人がいるものだ。人気のある山だな」と思った。登山口到着は午前10時00分。

下山後、さてどこの温泉に行こうか迷ったが、関越道の入り口に近い六日町温泉に行くことにした。六日町温泉とは坂戸温泉と西山温泉街の総称である。今回は県営の温泉休養施設「しらゆり荘」へ向かった。ここは県営だから入浴料は500円と安い。泉質は弱食塩泉で、口に当たるとピリピリする。又、飲用許可も出ていて、胃腸に良いとか。

今回は谷川岳、武尊山、巻機山と3座とも天候に恵まれたお陰で、最高に満喫できた山旅となった。帰路、関越道からはたっぷりと残雪を残す越後三山が聳え立っていた。越後三山・・・。是非、訪れたい山域である。




【割引岳】
中判GA645Ziにて撮影

【巻機山】
中判GA645Ziにて撮影

【巻機山頂にて】


【巻機山をバックに】


【新緑の中を行く】

★山行記録★

山行時間:5時間20分
4:40 登山口
5:27 5合目
10分 休憩
6:34 7合目
10分 休憩
7:17 前巻機
10分 休憩
7:51 御機屋
8:05 巻機最高地点
8:15 御機屋
20分 休憩
10:00 登山口



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