▲経ヶ岳(きょうがたけ)1625m
〜両白山地にどっしりと鎮座する名峰へ〜
2006年7月9日(日) 登頂回数1
晴れ GPS軌跡


経ヶ岳は、白山から西の大野盆地に延びる長大な山稜上にある。県境の山を除くと福井県の最高峰となっている。又、山頂は南と北の二峰にわかれ、南側の峰が経ヶ岳と呼ばれている。さらに経ヶ岳は、白山火山系に属し、白山よりも古い火山だと言われ、ふもとにある六呂師高原は、噴火の時に岩屑流が流出して出来たらしい。山名は、その昔、一向一揆によって平泉寺が焼き討ちにあったときに、その教徒が経文をこの山頂に埋めたという伝説からきている。

今回は、以前から気になっていた経ヶ岳へ登る。梅雨時期ですっきりしない天候だったが、せっかくの休日だし出かけることにする。いつものように深夜、自宅を出発。ひたすら名神、北陸道を走り、福井北ICで高速を下りる。今回は、六呂師高原から広域基幹林道を6km走って保月コース登山口へ。林道は舗装され、駐車スペースも十分ある。駐車場で簡単に朝食を取り、登山の準備を進めた。上空は、厚い雲に覆われており、すっきりしない。今にも雨が降り出しそうな天候だった。

登山口出発は、午前4時38分。駐車場からほんの少し林道を歩くと登山口である。登山口の階段を上がり杉林を抜ければ、暫く急な登りが続く。しかし、それをクリアすれば、保月山まで新緑の中の快適な道となる。保月山からは西には荒島岳が見え、東にはこれから向かう釈氏ヶ岳・中ノ岳が間近く望める。気になる雨は、保月山を過ぎた頃から降り出した。あまり着たくないが、レインウエアを着て登る。保月山と釈氏ヶ岳の間はこのコース唯一の岩場があるが、要所には梯子が有り特に危険を感じることはない。また、この付近、新緑のブナが美しかった。釈氏ヶ岳から経ヶ岳にかけての稜線付近は、笹に覆われており、樹木は殆どない。さらに頂上まで間、黒土の滑り易い道で、特に中ノ岳から切窓への下りと、切窓と頂上の間には、滑り易い所が何カ所もあった。目指す経ヶ岳は、ガスの影響で、はっきり見えない。黙々と登った。

山頂到着は、午前8時3分。楽しみにしていた白山の眺めは、視界が悪く確認できなかった。仕方がないので、山頂から少し先にある三角点を探しに藪を漕ぐ。30mほど笹を掻き分けていった所に、笹に埋もれるようにして三角点はあった。そこで記念撮影をし、再び山頂へ戻った。

寒い山頂で暫く休憩し、往路を下った。下山途中、かなり多くの登山客とすれ違った。悪天候だが、元気一杯に登る登山客を見て、なんだか嬉しく思えた。

下山後は、六呂師高原にある六呂師高原温泉で汗を流した。泉質は、炭酸水素塩・塩化物泉で、湯温は38度。 炭酸泉だから、シュワシュワと泡がでるのが特徴。浴槽は2つあり、主浴槽のすぐ外に露天風呂がある。湯は飲用可能で、湯口からは冷たい源泉がそそぎ込まれていた。入浴料は500円。露天、主浴槽ともに少し狭いのが気になるが、泉質が良いので良しとしよう!

今回の経ヶ岳は、あいにくの天候だったが、そこそこ楽しめた。次回は、雪の時期に訪れたい。

【経ヶ岳山頂にて】


【少し離れた地点にある三角点】


【ホタル】

★山行記録★

山行時間:6時間57分
4:38 保月山登山口
8:03 山頂
40分 休憩
11:35 保月山登山口



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