| ▲倶留曽山(くるそやま)1038m・古光山(こごうやま)953m |
| 2004年2月19日(金) 登頂回数1回 晴れ 曽爾高原は、奈良と三重の県境、倶留尊山から亀山を結ぶ西麓に広がる高原である。その素晴しい高原は、秋は一面のススキに覆われて、銀色の海を。春から夏にかけては、新緑の世界を創り出す。今回は、その高原を囲むようにある、室生火山群の名峰、倶留尊山、古光山へ登る。倶留尊山は、三重県と奈良県の県境に広がる、室生火山群の最高峰である。また、古光山は、倶留尊山から南へ伸びる稜線上に位置する五峰からなる針峰群である。こちらも室生火山群の盟主だ。山名の由来は、「古(いにしえ)に光っていた(火山)」から来ている。 今回は、この2座の計画に、大学の後輩である上田君と、長山君が同行する。上田君との山行は、昨年3月の甲武信岳以来で、長山君とは、昨年10月の皇海山以来である。今回の山行が、久し振りの再会となる。集合場所は、桜井市にある24時間営業のオークワ桜井店。僕は、少しでも仮眠を取りたかったので、18日の夜、勤務後すぐに出発した。そして集合時間の午前4時まで、オークワの駐車場で仮眠を取る事にした。 午前3時に、寒さで目が覚めた。上田君と長山君も、早目に来て仮眠を取ると言っていた。「もう来てるかな?」と思い外を見るも、停まっているのは僕の車だけ。「あん??これはおかしいな。何かあったのかな?」と少し心配になったので、長山君の携帯へ「どこにいるんだい?」とメールを送ってみた。数分後レスがあり、「すみません!上田君の寝坊の為、只今爆走中です!」と帰ってきた。「やっぱり、やってくれたな(笑)」事故等に遭ってなかったので、安心した。上田君達の到着を待つ間、早目の朝食を取り、車内でくつろいだ。 午前4時、転がり込むように、一台の車が駐車場に入ってきた。上田君達のご到着である。何だかんだあったが、集合時間ピッタリ合わせてくるのは、さすがである。駐車場で、荷物を僕の車に積み込み、出発した。 今回は、曽爾高原にある国立曽爾少年の家から、2座を登る計画である。車は、そこの駐車場(曽爾少年の家利用者のみの駐車である。)に停める。シーズンオフだったので駐車できたが、シーズン中は、少し下にある、大駐車場に駐車しなけらばならない。到着が早かったので、軽く登山の準備を進めながら、夜が明けるのを待った。 出発は、午前5時57分。少年の家の登山口から、綺麗に整備された急斜面の登山道を、亀山峠目指して登っていく。積雪は、全くといってよい程なく、快適なペースで登っていくことができた。周囲には、少ないながらもススキが残っていた。それらが作り出す素晴しい光景を、目の当たりにしながらの登山は、一言では言い表せない程の感動がある。尾根に出ると、大洞山、尼ヶ岳から、兜、鎧岳、住塚山、国見山までと、室生火山群の眺望が、とても良かった。目の前には、これから登る二本ボソがどっしりと構えている。二本ボソへの稜線歩きは、なだらかで快適そのものであった。 二本ボソ到着は、午前6時40分。丁度、日の出の時刻であった。このピークの東側は、下から見上げたように凄い絶壁となっている。ここで、何枚か記念撮影をし、休憩を取った。次はここから、目の前に聳え立つ、最高峰の倶留曽山へ登る。 二本ボソからは、若干のアップダウンをこなすと、山頂に到着する。到着は、午前7時7分。良いペースで登って来ることが出来た。山頂では丁度、朝日が昇って来て眩しいくらいだった。本当に気持ちの良いひとときを過ごした。そこでしばらく休憩し、山頂を後にした。 倶留曽山からは、往路を亀山峠まで戻り、そこから古光山まで縦走する。古光山へは、長尾峠に車を停めて、そこから登るのが楽であるが、せっかくだし縦走してみたかった。亀山峠から、なだらかな山容の亀山を超え、長尾峠へ下る。長尾峠からは、急登の階段歩きが待っていた。歩幅に合わない階段歩きは辛い。ここで、かなりの体力を消耗してしまった。この階段を登りきると、緩やかな尾根に出る。視界が開けて、太郎路方面の街並みを眺めることが出来た。また、少し下に、忘れ去られたかのように避難小屋(?)があるが、別に寄る価値もなさそうだったので、素通りした。さらにしばらく進むと、両側にロープのある急斜面となり、道は所々、氷結していて滑りやすい。ここを登り切ると、後古光山の山頂に出る。到着は午前8時49分。山頂はあまり広くないが眺望はよく、これから登る古光山が、目の前にどっしりと聳え立っていた。 後古光山からの下りも急な岩場である。そこには、太いフィックスロープが何本も設置されており、それを頼りに慎重に下る。ここを下り切ると、やや平坦な、フカタワと言われる峠の分岐に出る。ここから古光山への登りは、最大の難所である岩場だ。両手で体を引き上げないと登れない所もある。ロープが設置されているので安心だが、登山道の残雪と、落ち葉の下に潜んでいる氷が厄介であった。 予想していた以上の苦しい登りをクリアし、古光山頂到着は、午前9時30分。山頂は広いが、木々に遮られてやや展望が悪い。木々の間から少しは眺望があり、倶留曽山、二本ボソや曽爾高原を、わずかに望むことが出来た。 下山は、往路を長尾峠まで下り、そこから国立曽爾少年の家の駐車場へは、車道を歩いて戻った。 その後、集合場所の桜井市まで戻り、スーパー銭湯「あすかの湯」で汗を流して、解散となった。 気持ちの良い晴天の中、倶留曽山、古光山の2座を踏むことが出来て満足である。古光山の最後の登りは予想外にきつかったが、それなりに楽しむことが出来た。 |
![]() 【倶留曽山頂にて】 ![]() 【古光山頂にて】 ![]() 【今回のメンバー】 ![]() 【二本ボソ】 ![]() 【曽爾高原・古光山方面】 ★山行記録★
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||