▲雲取山(くもとりやま)2017m
〜 奥秩父:東京都最高峰へ 〜
2003年4月7日(月) 登頂回数
晴れ


今回は、以前から登りたかった東京都最高峰、雲取山へ登る計画を立てた。その前の月に、体調不良等で、2度雲取山を諦めていた為、何が何でも登りたかった。同行は前回同様、大学時代の後輩、五百住君である。6日の夜、いつものように滋賀県大津市で待ち合わせての出発だ。今回の計画は、後山林道終点から三条ノ湯経由で山頂を目指すという、雲取山への最短ルートを選んだ。7日の天候は期待できそうだった。

午前4時35分。後山林道へ入る。ここは未舗装のダートな道で、巨石がそこら中に転がっている。しかも路肩が弱い。また、いつ落石があってもおかしくない林道である。しかしながら、愛車プラドの性能を十分に発揮できる林道なので、気分良くガンガン走った。お陰で車は泥だらけ。実は、僕と五百住君は、後山林道の走行が今回で2度目なのでまだ気分的に楽だった。でも、五百住君は少し車酔いをしたようだ。林道終点は、車の転回場所になっている為、駐車はできない。200M程手前に、約5台駐車できるスペースがあったので、そこへ駐車した。到着は午前4時55分。まだ、辺りは薄暗い。ここで仮眠するにも、中途半端な時間だったので、軽く朝食を取り、登山の準備を開始した。

林道終点出発は午前5時35分。ここから三条小屋までは、なだらかな登山道を登ることになる。積雪はなく、快適に三条小屋を目指した。三条小屋到着は午前5時55分。この小屋には、登山者に大人気の温泉がある。機会があれば是非、再訪したい山小屋である。ここでしばらく休憩し、雲取山を目指した。

上空は隅々まで晴れ渡り、気持ち良かった。三条小屋を越えた辺りから、徐々に積雪が増え始めた。三条小屋から三条ダルミまでは、トレースが付いているので安心だ。しかし、水無尾根をトラバース気味に巻く、夏道の上を走っているので、常に斜面を横切る事になる。所々で雪崩の後が残り、デブリの上を歩く箇所も数箇所あった。昨日、雪が降ったばかりなので、斜面を気にしながらの登山になった。三条小屋から三条ダルミまでは、想像以上に長い距離を緩やかに登っていく為、意外と辛く感じられた。そして、三条ダルミまであと少しという辺りで、今回も富士山を望む事ができた。昨年と違い、今年は本当によく富士山に出会っている。辛い登りでも、眺望が良いと元気が出て来るものだ。

三条ダルミ到着は午前8時00分。ここまではしっかりとしたトレースがあるので、アイゼンの必要はなかった。スノーシューを装着したが、細いトレースの上の歩行には邪魔だったので、途中で外した。三条ダルミからは富士山の眺望が最高であった。三条ダルミから山頂までは、ひたすら登りが続く急登で、標高を上げるとともに積雪も増えてくる。山頂手前は、さらに傾斜が急で、完全に凍っている部分もあり注意が必要だった。雲取山頂到着は午前8時25分。富士山、南アルプスそして先日登った甲武信岳、両神山の眺望を十分に楽しむ事ができた。山頂の積雪はかなりあるが、これほど気持ちの良い山頂は久しぶりだった。

下山は、往路を下る計画で、三条小屋まで一気に下った。途中、三条ダルミから小屋までのトラバースルートで、何度か小さなブロック雪崩に遭遇し、冷や冷やする場面もあったが、何とか無事、小屋までたどり着く事ができた。春は、早朝と昼の気温差が大きい為、雪崩には、本当に注意しなければならない。三条小屋でしばらく休憩し、林道終点の駐車場に到着したのは午前10時45分。なかなか良いペースで下山できた。今回の登山は天候に恵まれた上に、寝不足の疲れもなく本当に気持ちの良い登山ができた.。下山後は、丹波山村にある丹波山温泉「のめこい湯」で汗を流した。ここの温泉施設は立派で、温泉客も多い、泉質は単純硫黄泉。ラジウムを多く含み肌がツルツルして気持ち良かった。

当初は、翌日瑞牆山・金峰山へ向かう予定だったが、天気図によると嫌な寒冷前線の接近に気づいた。予報でも午後からは雨との事だった。行程時間の長い計画なので、無理は禁物と考え、計画は次回のお楽しみに取って置く事にした。

帰宅途中の中央道からは、南アルプス、八ヶ岳の素晴らしい眺望に出会えた。

【三条ノ湯】


【石尾根】


【山頂より富士山】


【雲取山頂にて】

★山行記録★

山行時間:5時間10分
5:35 林道終点
5:55 三条小屋
10分 休憩
8:00 三条ダルミ
10分 休憩
8:25 雲取山頂
25分 休憩
10:15 三条小屋
10分 休憩
10:45 林道終点



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