▲鷲峰山(じゅうぶさん)682m
〜 「北の大峰」とも言われる修行の山へ 〜
2005年2月8日(火) 登頂回数1
晴れ
 GPS軌跡

鷲峰山は、南山城地方の最高峰である。奇岩怪石が多く、昔から修験者の道場として知られおり、奈良の大峰山と並ぶ、修験道二大聖地の一つとなっている。。山頂にある金胎寺は、1300年前に創建された古刹で、役行者の開基と伝えられている。鎌倉時代の終わり、後醍醐天皇側であった金胎寺は、焼き討ちにあい衰退していった。現在の建物は、近世以降の再建である。ここでは、行場巡り(約2時間)も出来るので、時間に余裕があれば、お勧めしたい。


近畿百名山に選定されている鷲峰山。しかし、山頂付近まで車道が整備されており、殆ど車で登ることが出来る。今回は、取り合えずその山頂に立ち、一等三角点を踏むことを目的とした。この一等三角点は、位置情報がないと、探し出すのに一苦労しそうな場所にある。今回は、事前にネットから情報を得ていた為、それを参考にした。

9日の早朝、宇治方面へ向け、愛車を走らせた。早朝なので、渋滞もなくスムーズに快走し、金胎寺到着は、午前6時10分。まずは、一等三角点の埋まる、NTT無線中継所付近まで行く。中継所直下の車道の路肩へ愛車を停め、朝食を食べながら、明るくなるのを待った。

午前6時38分、三角点を探しに歩き出す。車道の脇から、登山道らしい踏み跡があったので、そこへ足を踏み入れてみる。「もし、この道でなくても、だいたいの位置は分かっているので、間違うことはないだろう!」違っていたとしても、三角点方向へ、藪漕ぎでもして強引に歩こうと思っていた。登山道は、すぐに明瞭なルートに変わり、確実に、三角点へ続いているようだった。気持ちを高ぶらせながら、緩い斜面を登ると、国土地理調査所の天測点である、コンクリートの円柱の先に、一等三角点が見えた。「良し!あったぞ!」鷲峰山へ登っても、比較的、あまり踏まれていない一等三角点である。車道から散歩気分で歩ける距離だが、満足度は満点である。記念撮影だけをし、愛車へ戻った。ガイドブックによると、実のところ、ここは釈迦岳と呼ぶようである。

愛車に乗り込み、金胎寺へ走らせた。金胎寺入口に車を停め、鷲峰山頂と云われる、宝篋印塔の立つピークを目指す。細い舗装道を登ると金胎寺山門があり、その山門手前を左へ取る。さらに上を目指すと、本堂や多宝堂のある広場に出る。多宝堂は、1298年、伏見天皇が出家した際に建立され、現在、国の重要文化財に指定されている。その広場から少し登ると、宝篋印塔の立つピークがある。ここが、鷲峰山のピークとされており、先程の一等三角点の埋まるピークよりも、少し高い。山頂に立つ宝篋印塔は、それに1300年という印字があることから、その頃の建造と考えられている。

記念撮影をして、山頂を後にする。少し下った所で、GPSを山頂に忘れて来たことを思い出した。「やってもた!」走って山頂へ戻り、GPSを回収してきた。この日は、手ぶらで登っていた為、いつものようにGPSをザックに付けていないことから、こういう事になってしまった。気を付けなければならない。

愛車へ戻り、帰途につく。こうしたピークハントのみの登頂も、たまには良い。次回は、行場巡りをしに、再度、この山を訪れたい。


【三角点峰にて】


【宝篋印塔】


【多宝堂】

★山行記録★

山行時間:1時間50分
6:38 駐車スペース
6:43 三角点峰
7:31 金胎寺入口
7:42 鷲峰山頂
40分 休憩
8:28 金胎寺入口



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