▲磯砂山(いさなごやま)824m
〜 羽衣伝説発祥の山へ 〜
2005年3月1日(火) 登頂回数1
 GPS軌跡

磯砂山は、日本最古の羽衣伝説発祥の地として、有名な山である。山の中腹には、羽衣が舞い降りたと伝えられる、女池があり、山頂には、天女のモニュメントが建てられている。登山口から山頂までは、1010段もの階段を、一時間程で登ることができる。また、磯砂山は「比治山」などの別名でも呼ばれている。

磯砂山へは、会社の同僚(牧野さん、岡田君と小学2年生の一斗君)3人が同行した。いつものように深夜、愛車を登山口へ向け走らせた。高速を利用して3時間程で、登山口付近まで来ることができた。当初の予定では、大成の集落から林道へ入り、登山口を目指す予定だった。しかし、そこより少し手前にある磯砂林道の入口を、それだと思い込み、この付近に愛車を停めた。だが実際は間違っており、予定よりも、かなり手前から登ることになる。

その林道入口で、すばやく準備した。林道の雪が少なければ、登山口まで車で入りたかったのだが、この日の積雪では無理だった。その為、余計に時間がかかるということもあり、少しでも早く出発したかった。辺りは、ここ数日の寒気の影響で雪が降っていた。

出発は午前5時47分。林道の雪はかなり深かった。スノーシューを持っているのは僕だけだった。取り合えず、同行の岡田君に装着してもらい、ルートを作ってもらう。スノーシューを装着した岡田君は、快調に飛ばした。僕たちは、その後を追うことになるが、やはりスノーシューがないと、雪の中へ足が沈んでしまう。30分程歩いた所で、林道がやたらと曲がりくねっていることに疑問を感じた為、GPSで現在地を確認した。「しまった・・・一つ手前の林道へ入ってしまった・・・。」予想以上の積雪と、ルートを間違った事も合い重なり、かなり焦りを感じた。ただ、この林道も、最終的には、目的の登山口まで延びているという情報は得ていた。「今からもどって、当初予定の林道を歩いても、積雪量は変わらないだろう!だったらこのまま登ってしまおうか。」ということになり、そのまま深い雪の中を、登山口を目指した。この日、一番の頑張り者は、やはり一斗君!子供なのに元気だし、体力がある。身軽なので、雪に沈まないからかも知れないが、それにしても元気だった。逆に僕たちが、その元気さに励まされる。とても小学2年生とは思えない。

登山口手前の羽衣茶屋まで、約3時間もかかった。も〜、ふらふら・・・(^_^;)ここから300m程歩くと、登山口である。登山口には、「山頂まで1010段」の標識があるはずだが、そんなものは影もなかった。深い雪の中に埋まっているのである。ここまで来れば、山頂まで突き進むのみ。スノーシューを岡田君と交代で使用しながら、山頂までのルートを作った。積雪の多いところでは、腰までのラッセルもあった。辛いラッセルを繰り返し、雪が降り続く中、山頂を目指した。

山頂到着は、午前10時19分。三角点や標識は、全て雪の中。天女のモニュメントと展望台だけが、雪の上に姿を覗かしていた。久し振りに苦労させられた山であった。夏なら散歩気分で登れるこの山だが、冬の変貌ぶりには驚かされる。山頂では、寒くて休憩も出来ないので、簡単に記念撮影だけして、下山にかかった。

下山は、往路をゆっくり戻ることにした。登りで付けたトレースは、降り続く新雪により、早くも消えつつあった。

下山は、午後12時53分。予想以上に長い山行になってしまった。久し振りに、かなりの疲労困憊である。

帰りに、疲れを癒す為、弥栄町にある「あしぎぬ温泉」へ向かった。綺麗で、大きな温泉施設だった。浴場へは、エレベーターで、地上10m程まで上がり、そこから続く空中廊下を歩いて向かう。考えてもいなかった、この空中廊下には驚いた。さて温泉であるが、泉質は、ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉。湯は循環だが、あまりカルキ臭さがないのが良い。広い露天風呂と内風呂があり、快適に入浴を楽しめる。登山で冷え切った身体が、一気に温まり癒された。

今回は、予想以上の積雪であった為、思いのほかに時間がかかってしまったが、無事、登頂出来たことに満足である。それにしても、疲労困憊の一日だった。


【磯砂山頂にて】


【磯砂林道】


【山頂の羽衣モニュメント】


【乙女茶屋】

★山行記録★

山行時間:7時間6分
5:47 磯砂林道入口
9:20 登山口
10:19 磯砂山
5分 休憩
10:55 登山口
12:53 磯砂林道入口



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