| ▲依遅ヶ尾山(いちがおやま)540m |
| 2004年5月13日(木) 登頂回数1回 曇りのち雨 依遅ヶ尾山は、丹後町乗原の南方に位置する、標高540mの独立峰である。日本海沖や、丹後半島の北岸から見ると、航空母艦のような山容で、この辺りでは、ランドマーク的な存在となる山だ。昔、霊能巫女を養成する能力を持った霊山として、崇拝されていた。神託巫女に擁立するために、歳若い未婚の女性を、この山の山頂に登らせ、一夜を過ごすと、翌朝には、立派な霊能力を備えた巫女として、生まれ変わったと伝えられている。山頂部からは、経ヶ岬や丹後松島などの丹後半島北岸と、日本海の眺望が良い。 登山口は、丹後町矢畑にあるが、分岐が多くややこしい。矢畑に入ると、ポイント毎に「依遅ヶ尾山登山口」と書かれた道標があるので、それに従えばよい。矢畑の集落を抜けると、最近、道路が整備されたのか、比較的走りやすくなっているのが、有難い。登山口には、10台程の駐車スペースがある。この日は、この登山口で幕営し、夜を過ごすことにした。1日で、弥山山、青葉山、由良ヶ岳の3座へ登った後なので、体の疲労はピークに達していた。軽く食事をした後、爆睡モードに突入した。 13日の起床は、午前3時。この日は、正午前から雨が降るという予報が出ており、早出早着が求められた。起るとすぐに、テントを撤収し、登山の準備を急いだ。登山口出発は、午前3時56分。今にも雨が降り出しそうな天候だった為、レインウエアのパンツだけを履き、登り始めた。よく整備されて歩き易い登山道を、ジグザグに登っていく。登山口から山頂までの標高差は、大してないのだが、海に近い山なだけあって、登り甲斐がある。山頂が近くになる頃には、悪天を告げる風が吹き始めた。上空には、雨雲である乱層雲が、徐々に低くなりつつあった。 山頂到着は、午前4時58分。広い山頂からは、眼下に、美しい海岸線を見下ろすことが出来た。ここは、天候が良ければ、もっと開放的で、気持ちが良い場所であろう。今回の天候には、少し、悔しい思いもしたが、美しい海岸線を望めただけでも、幸せである。 下山は、往路を駆け下りた。登山口到着は、午前5時44分。ポツリポツリと雨が降り出した。レインウエアのままで車に乗り込み、次なる予定の、大江山へと向かった。 |
![]() 【依遅ヶ尾山頂にて】 ![]() 【山頂】 ★山行記録★
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