| ▲八ヶ峰(はちがみね)800m |
| 2004年5月27日(木) 登頂回数1回 晴れ 八ヶ峰は、福井県と京都府の、県境に位置する山である。その昔、河内、山城、摂津、近江、越前、丹後、丹波、但馬の八国が眺望出来ることから、この名が付いたされている。八ヶ峰の西側と東側には、それぞれ、知井坂と、五波峠がある。昔、京都と若狭を結ぶ、重要な街道が通っていた。また古くから、八ヶ峰に続く尾根を越えて、街道が続いていた。そのうちのひとつである知井坂は、昭和初期迄、行き交う人も多く、栄えた街道である。明治34年、京都陸軍が、演習のため、大砲を馬に引かせて、ここを越えたとされている。この坂は、別名ちさか(血坂)とも呼ばれる。険しく、越えるのに、血の涙を流すほど、難渋したといわれているが、実際歩いてみると、さほどの難所はない。 長老ヶ岳から下山後、八ヶ峰へ向かった。当初は、五波峠から山頂をピストンする予定だったが、計画を変更し、八原登山口から山頂をピストンすることにした。このコースは、高校時代に登った、懐かしのコースである。久し振りにこのコースを、歩いてみたかっただけなのだが・・。 登山口には、3〜5台の駐車スペ−スがある。そこで素早く準備をする。八原登山口出発は、午前8時。登山道は、緩やかで歩き易く、脇には、白い小さなギンリュウソウが咲き乱れていた。ギンリュウソウが好みそうな、薄暗く湿気の多い登山道なのである。しばらく登ると、右手の山側から、僅かながら湧き水が有り、休憩には適した場所となっていた。そこで一休みし、さらに山頂を目指した。林道のだらだら歩きを経て、稜線に出る。最後の僅かな急坂を登ると、山頂に到着である。立派な枝振りの松が、印象的な頂上だ。360度の展望が開けていたが、霞んでいて日本海は望め得なかった。山頂で、しばらく休憩し、往路を、登山口へと下山する。高校時代、近畿大会の下見登山で、出場メンバーと共にここへ登った。山頂から、五波峠へ下山しなければならなかったにもかかわらず、福井県側の染ヶ谷方面へ足を踏み入れ、迷った記憶がある。当時は、京都北山周辺の山といえば、読図が難しく、現在のように道標も整っていなかった。迷った理由は、それだけではない。当時は、登山を始めたばかりで、山を甘くみていたのだろう。 八原登山口到着は、午前10時4分。気持ちよい晴天の中、快適な登山を楽しめた一日だった。 帰宅途中、美山町の、かやぶき屋根の民家集落へ立ち寄った。ここは、昔ながらの茅葺き民家が集まっている。自然景観と、茅葺き民家がうまく調和して、日本の農村の原点的風景とも呼べる、風情を呈している。また、この集落は、文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されているとのこと。 次回は、同じく京都北山、桟敷ヶ岳へ登る予定だ。 |
![]() 【八ヶ峰山頂にて】 ![]() 【美山町 茅葺き民家】 ★山行記録★
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