| ▲学能堂山(がくのうどうやま)1022m |
| 2004年3月23日(火) 登頂回数1回 曇り 学能堂山は、三峰山から北に伸びる高見山地の支稜である。宇陀郡御杖村と一志群美杉村とにまたがる、大きな独立峰である。1022mある二等三角点の頂上に立つと、高見山、三峰山、倶留尊山、尼ヶ岳、大洞山と、まさに360度の眺望を楽しむことが出来る。大和最東峰に位置し、地元では「岳ノ洞」と呼ばれ、親しまれている。又、学能堂山の山名は、昔、山中に文殊菩薩像が祀られていたことから来ているらしい。 22日、仕事が終わり次第、出発した。発達中の低気圧の通過中で、雨が激しく降っていた。翌日の予報は、「曇りのち晴れ」であり、「曇り空でも、雨に打たれなければ良しとしよう!」そんな気持ちで車を走らせていた。御杖村に入り、国道369号から368号へ分かれる交差点の傍に食堂があった。その駐車場に車を停め、そこで仮眠を取った。雨は、激しく降り続いていた。 23日の起床は、午前5時。すぐさま車で登山口へ向かった。国道368号を、三重県美杉村方面へ向かって走った。奈良と三重の県境を過ぎて、杉平の集落に入り、「いせ」と彫られた石がある辻を、右にとる。ここが水谷林道への入り口になるのだが、これが実に分かりにくい。今回は、出発前にインターネットで、学能堂山へ行かれた方の記録から、様々な情報を入手していたので迷わなかったが、普通に車を走らせていたら、見落としそうな入り口だった。「いせ」と彫られた石と、その向かいにあるオレンジのミラーだけが、頼りになる目印だ。そのミラーには、「→学能堂山」の小さな標識があった。石垣と民家の間を、入って行く。その先には、アスファルトの道と、コンクリートの道とに分岐しているのだが、左のアスファルトの道へと進む。そして、その先からは、未舗装の水谷林道がスタートする。岩コロが多くて荒れた、ワダチの凹んだ狭い林道ではあるが、車でも十分走れる林道であった。今まで、数多くの林道走行をこなしてきた愛車のプラドにとっては、何て事のない林道であろう。しかし、油断は禁物である。慎重な運転を心がけつつ、この林道走行を十分に楽しんだ。林道終点は広場になっていて、5台分程の駐車スペースがある。勿論、一番乗りであった。ここへ駐車し、軽く朝食を取った。この付近は、昨日の寒波の影響で、薄っすらながら積雪があった。 林道終点には、「→学能堂山」の小さな標識があるので、それに従って登れば良い。林道終点からの出発は、午前6時45分。登山道は沢沿いの急斜面で、きつい登りが続く。やがて、杉林の、緩やかな斜面となり、それを登りきると尾根道に出る。そこからは、雰囲気のいい植林の中を続く散歩道で、そのまま頂上まで登った。登山道には、そこそこの積雪があった。 山頂到着は、午前7時30分。残念ながら、眺望は良くなかった。「ちょっと登り急いだな・・・。」上空は明るくなりつつあるのだが、晴れるまでには、もうしばらく時間がかかりそうであった。曽爾周辺の山々の中では、この学能堂山からの眺望が一番良いとの評判である。今回は、残念だが諦めざるを得なかった。 山頂でしばらく休憩し、下山の準備をした。下山にはアイゼンを装着し、飛ぶようにガンガン下った。林道終点到着は、午前8時00分。めちゃくちゃ早い下山となってしまった。 下山後、恒例の橿原市にあるスーパー銭湯「あすかの湯」で汗を流して、帰宅した。 今回は季節外れの寒波の影響で、すっきりしない天候だった為、楽しみにしていた360度の大展望はお預けとなってしまった。山頂で、「また着てね 学能堂山」という可愛い看板を見つけた。「また登りたい!」まさしく、今回の山行にぴったりの看板だった。 |
![]() 【学能堂山頂にて】 ![]() 【愛らしい看板】 ![]() 【三角点】 ![]() 【杉林】 ★山行記録★
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