▲薊岳(あざみだけ)1406m
〜 北部台高山脈では珍しい岩峰の頂へ 〜
2005年4月7日(木) 登頂回数2
 GPS軌跡

薊岳は、台高山脈の主脈から少し外れるが、主脈中の雄峰である高見山や池小屋山よりも、高い標高を誇る。その標高は1400mを越える。又、岩の多い山頂部を持ち、いかにも山岳といった感じがある。その為か、柔和な山が多い北部台高山脈の中では、異彩を放つ存在だ。

薊岳へは、これまでに知らないルートを歩きたかった。当初の計画では、大又から、大鏡池経由で、山頂をピストンするルートを考えていた。しかし、当日の天候が雨だった為、標高差の少ない、麦谷林道からのルートへと変更した。このルートは、山頂へ楽に立てるコースであり、最近、人気を呼んでいる。今年は残雪が多い為、アプローチとなる麦谷林道の積雪が気になっていたが、実際、残雪は全くなかった。その2日前に、夏タイヤへ交換したばかりだった為、積雪のことが気ががりだったのである。

早朝、麦谷林道の、薊岳登山口へ到着。登山口前には、5台分程の駐車スペースがあるので、そこへ愛車を停める。簡単に朝食を取り、準備を進めた。気になる天候だが、運良く本降りは免れ、小雨程度だった。「なんとかこのまま維持してくれ〜。」午後からは、回復傾向の予報が出ていたので、気分的に楽だった。

登山口出発は、午前5時44分。緩やかな尾根ルートを、快適なペースで進む。二階岳を越え、一旦下る。そこから、目の前に立ちはだかるピーク(木ノ実ヤ塚)を目指す。自然林に囲まれた稜線歩きは、気分が良い。小雨なんか気にならない。この大自然の中を歩けるだけで、幸せである。急坂を登り切ると、木ノ実ヤ塚山頂である。ブナの自然林に囲まれた、静かな山頂だ。しばらく休憩し、先を目指す。

木ノ実ヤ塚からは、薊岳との鞍部まで下り、岩場の多い急登をクリアすると、薊岳の山頂に出る。雨で気になる眺望であるが、分厚い雲に覆われていない為か、予想以上に良かった。国見山、伊勢辻山、そしてその奥には高見山を、しっかりと見て取れた。山頂で、しばらくの休憩と写真撮影をしてから、ゆっくり下山する。

帰りには、近くの「やはた温泉」での入浴を考えていたが、下山が早く、営業時間(11時開店)前だったので諦めた。前回もここを訪れたが、休館日の為、入浴出来なかった。仕方がないので、毎度ご用達の、橿原市にある「あすかの湯」で汗を流して、帰宅した。

今回は、久しぶりに薊岳の山頂に立った。僕にとって、台高北部は、何かしら思い出深い山域だ。大峰とは違い、その山容からか、何となく優しさが感じられるからかもしれない。最近、台高の山々を歩く事が多いが、やっぱり僕は台高が好きだ。これからも時間を見つけては、足を運びたいものである。


【薊岳山頂にて】


【木ノ実ヤ塚山頂にて】


★山行記録★

山行時間:2時間32分
5:44 登山口
6:04 二階岳
6:31 木ノ実ヤ塚
5分 休憩
7:00 薊岳
10分 休憩
7:34 木ノ実ヤ塚
7:56 ニ階岳
8:16 登山口



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