| ▲粟鹿山(あわがやま)962m |
| 2005年2月15日(火) 登頂回数1回 晴れ 但馬丹波の国境にそびえる粟鹿山は、兵庫丹波地方の最高峰である。山頂には中継施設が林立し、まわりの山々から同定しやすい。いくつもある登山道は、どれもよく整備されており、歩きやすい。粟鹿の名は、昔、この山の洞穴に住む一頭の鹿が、粟を三束くわえて村に現われ、人々に農耕を諭したという。その鹿を祀ったのが、山麓にある粟鹿神社である。 今回は、会社の同僚(牧野さん、長野君)を連れての山行である。愛媛で勤務している長野君とは、久しぶりの山歩きである。彼とは、なかなか一緒に登ることも出来ないが、今回、たまたまうまく時間を合わせることが出来たので、一緒に行くことにした。 粟鹿山へは、青垣町の稲土からのルートを選んだ。ルートは、沢沿いを山頂まで詰めるルートと、NTT中継施設への専用道路を歩くルートがある。メンバーの経験と雪の状態から判断し、今回は、後者を選んだ。 15日の早朝に大阪堺市を出発し、登山口へ向け、愛車を走らせた。稲土の集落へ入り、その奥へと続く林道へ入っていく。この林道の積雪は、半端じゃなかった。無雪期ならば、林道ゲート手前まで、車で進入出来る。しかし、今回のコンディションでは、さすがに無理だった。車の走れる限界地点まで登り、駐車スペースを見つけて、そこへ停めた。 簡単に朝食を取り、登山の準備を進める。長い林道歩きからのスタートなので、周囲は暗いが、出発することにした。ヘッドランプの明かりで、視界を確保しながら、歩き始める。出発は、午前5時52分。 林道には、そこそこの積雪がある為、アイゼンは必要なかった。しかし、足が雪にズボズボ埋まる苦しいスタートとなった。林道には、最近にスキーとスノーシューで歩いたと見られる、トレースが出来ていた。途中、林道は大きなヘアピンカーブに差し掛かる。わずかなトレースが林道から外れ、直進方向へ向いていたので、そのトレースを追いかけて見た。地図上で見ると、このルートは、沢沿いから山頂へ直登するルートであった。このルートで最後まで登れるかどうか分からなかったが、トレースがある所まで登ってみようと思い、沢ルートへ足を踏み入れた。20分程歩くと、トレースが消えた。しかも、結構な積雪があり、この先も、かなり困難が予想された。まだ時間に余裕がある為、先程の林道まで引き返し、当初の予定通り、林道を登ることにした。 林道は積雪が多く、スノーハイキングの気分で登ることができた。本来、登山において、辛い林道歩きは、嫌がれるものだ。しかし、今回はそうではなかった。むしろ、その雪が快適で、歩行を楽にさせてくれるような気がした。 林道を、黙々と歩く。途中にあるゲートを越え、さらに高度を上げ、登って行く。途中には、ゲートから山頂までの距離を表示したプレートが、所々に立っている為、それを目安にしながら歩いた。林道歩きなので、迷う心配もなかった。ゲートから山頂までの距離は、4.4km。長かった林道歩きを終え、山頂到着は、午前9時15分だった。 山頂からの眺望は、NTTのアンテナや中継施設に囲まれているにも関わらず、予想以上に良いものだった。一等三角点があるはずなのだが、深い雪に埋もれていて、その姿がなかった。国土地理院の白杭周辺の雪を掘り起こし、三角点を探し出した。「あった!あった!やっと出てきたぞ!」意外にも、大変な作業だった。 山頂で、しばらく休憩してから、下山にかかった。 雪が積もった林道の下りは楽だ。雪がクッションになってくれる為、飛ぶようなスピードでの下山であった。登りの3分の1の時間で、下山出来た。 下山後、山東町にある、よふど温泉「極楽湯」へ向かった。登山口の青垣町からは、丁度、山を越えて反対側にあたる。帰り道とは逆方向になるが、せっかくなので寄ることにした。ここの温泉は、大きく綺麗な施設だった。休憩質や食堂もあるので、ゆっくり寛げる。泉質は、単純泉の循環。循環のわりに、あまりカルキ臭く感じられないのが、良かった。浴室には、大きな主浴槽と、サウナがあり、広く快適な露天もあった。入浴料金は、600円。 今回は、長い林道を延々と歩いた。雪だから辛くなかったが、夏なら、間違いなく与布土ルートを歩くだろう。いつか、また別のルートでも歩いてみたいものだ。 |
![]() 【粟鹿山頂にて】 ![]() 【粟鹿山】 ![]() 【掘り出した一等三角点】 ![]() 【山頂手前の急坂】 ![]() 【NTT専用道路を行く】 ★山行記録★
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