▲青葉山(あおばやま)693m
〜 東西2峰からなるコニーデ型の名山「若狭富士」へ 〜
2004年5月12日(水) 登頂回数1
晴れ


福井県と京都府の境界にある青葉山は、白山火山帯の安山岩からなる、コニーデ型の死火山である。若狭湾岸の中央へ向かって、海からそそり立つように聳える姿から「若狭富士」とも呼ばれ、山頂は東西2峰からなる。山頂から眼下に見渡す景観は、抜群である。また、青葉山の中腹には、西国29番札所の松尾寺がある。ここに祀られている本尊馬頭観世音は、三十三霊場中、唯一の観音像である。農耕の守り仏として、或いは牛馬畜産、車馬交通、更には競馬に因む信仰を、広く集めている。さらに毎年、5月8日の花祭りの仏舞は、京都府の指定民俗文化財として、門前の人々によって伝えられる。

弥山山から下山後、すぐさま車に乗り込み、今回の青葉山登山口として選んだ、松尾寺へと向かった。松尾寺には、大きな駐車場が沢山ある為、駐車に関しては困らない。駐車場にて登山の準備を急いだ。

松尾寺に入るとその奥には、道標と、大きい案内板があるので、登山口を見落とす心配はない。松尾寺の境内を抜け、竹林の奥に続く登山道を進む。緩やかな登りが続き、鳥居を過ぎた辺りから、急登となる。ぬかるみの多い急斜面を、黙々と登る。天候が徐々に回復してきたようで、朝日が眩しかった。朝日に輝く新緑は、疲れた身体を、癒してくれる存在となる。新緑いっぱいの斜面をひたすら登り、簡単な岩場を越えるとすぐに、西峰(692m)頂上である。到着は、午前8時15分。山頂には、休憩所と祠があり、その背後に岩頭がある。そこは、真下に内浦湾を見下ろすことの出来る、気持ちの良い場所であった。奥には高浜原発が見え、ちょっと複雑な気持ちになってしまうのだが・・。

西峰でしばらく休憩し、東峰に向かうことにした。東峰への稜線歩きは、かつての爆裂火口壁なだけあって、岩稜が続き、鎖場も数多くある。しかし、危険箇所には、鎖やハシゴ等でしっかりとした足場が確保されている為、慎重に行動すれば、然程、問題のないルートだ。東峰(693m)山頂到着は、午前8時42分。山頂には、松尾寺の奥ノ院である、青葉神社がある。その奥にある岩場からの眺望は、素晴らしいものであった。少々、霞んでいる為、見えにくかったが、若狭湾の海岸線から、京都北山の山並みまでも望むことが出来た。

山頂でしばらく、休憩と記念撮影をし、下山することにした。

下山は、往路を松尾寺まで駆け下りた。松尾寺到着は、午前10時35分。

青葉山は、眺望良し、岩場あり、の登り甲斐のある山であった。一度、高浜町にある城山公園付近から、この青葉山を見てみたい。写真では、何度も見たことがあるのだが・・。そこから見る青葉山は、確かに「若狭富士」と呼ばれるに値する山容なのである。

下山後、この日の3座目となる、由良ヶ岳へ向けて車を走らせた。


【青葉山東峰にて】


【西峰より内浦湾を見下ろす】



★山行記録★

山行時間:3時間30分
7:05 松尾寺
8:15 西峰
10分 休憩
8:42 東峰
15分 休憩
9:25 西峰
10分 休憩
10:35 松尾寺



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